今週も所用が重なり蝶撮に出かけられないので過去ネタから掲載します。
今回の中心は東信の里山にある大手農機具メーカーM社の森の「オオムラサキ」です。
林縁部でお見合いしているのでひょっとしたらと観察すると
数年ぶりに雌雄ペア開翅が観察出来ました。但し、交尾は成立しませんでした。
今年はオオムラサキの発生ピークに観察会が実施されたので美麗個体ばかりです。廃液タンクや
獣糞にも複数頭集まって吸汁しています。
雄個体が舞い上がると表翅の青紫色がとても美しいです。
樹上高くまた雌雄ペアかな?と思いましたが雄・雄のようです。
フレンドリーなオオムラサキ個体も多く近づいて魚眼飛翔撮影も叶いました。
この時期のM社の森は、オオムラサキ以外のタテハチョウの仲間も多彩に生息しています。
まず「イチモンジチョウ」
最後に「ホシミスジ」も舞い出してくれました。
in2019.07.13東信M社の森
スジボソヤマキチョウ探しに出かけた東信の山中では「サカハチチョウ夏型」
「コミスジ」の卍巴飛翔も観察出来ました。
in2019.07.13東信の山中
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コミスジは都心の公園の林中でも個体数が多く魚眼飛翔撮影が出来ました。
in2019.08.05都心の公園
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さいたま市内のツマグロキチョウ&カワラケツメイの調査で出かけた見つけたのは
ツマグロキチョウではなく「ヒメアカタテハ」でした(笑)。
淡い色合いの模様が絶妙な美しさですね!
in2019.07.15見沼田んぼ
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同じくツマグロキチョウ夏型を探しに出かけた栃木県でもヒメアカタテハが舞い出てくれました。
in2019.08.17栃木県内某所
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上信国境の山中はタテハチョウの仲間の宝庫です。
最も個体数が多かったのは「エルタテハ」
次に多いのは鮮やかな表翅を持つ「クジャクチョウ」(今年は比較的多そうです)
シャープな形状の翅を持つ「シータテハ」は今年も健在です。
期待していたキベリタテハは見つかりませんでしたが、綺麗な「コムラサキ」が挨拶してくれました。
in2019.08.10上信国境の高原
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