ヒメオオの寄り道

蝶を中心に興味のおもむくまま色々なものを撮っています。

蒼白いナガサキアゲハなど「台湾と関東南部の黒系鳳蝶(和名:アゲハチョウ)」

来週、北海道の大雪山中へ蝶撮に出かける予定なので過去ネタから掲載します。今回は昨年9月から今年5月までに台湾北部と関東南部で撮影した黒系鳳蝶(和名:アゲハチョウ)の仲間です。
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in2019.04.29宜蘭県西部の渓流沿い
台湾の「大鳳蝶(和名:ナガサキアゲハ)」雄は、表翅が超大型のゼフィルスのように蒼白く金属光沢に輝きます。
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in2018.11.10埼玉県中部の公園
関東南部に生息している同種雄も少しは蒼く輝きますが、台湾産に比べると別種のようにかなり弱いように感じます。
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in2018.09.16埼玉県中北部の公園
この時期オオムラサキで有名なこの公園は9月中旬頃黒系アゲハ+曼珠沙華とのツーショット撮影の絶好ポイントになります。この日は「ナガサキアゲハ」雌が吸蜜にやってきてくれました。
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in2019.04.27台北市立動物園
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in2019.05.02台北市立動物園
台北市立動物園で撮影した上の2コマは、
昨年9月16日に埼玉県中部で撮影したのと同種の「大鳳蝶(和名:ナガサキアゲハ)」雌です。
日本産のナガサキアゲハは雌雄ともに尾錠突起が無いのに、
台湾産の大鳳蝶(和名:ナガサキアゲハ)の雌は基本的に尾錠突起があります。
雌も全く別種のように感じますね!
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東京都西部の渓流沿いで撮影した「クロアゲハ」です。当然、日本に生息しているこの種は尾錠突起を持っています。
面白いことに台湾に生息している同種の黒鳳蝶(和名:クロアゲハ)は、ナガサキアゲハ雌とは逆に尾錠突起がありません。
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in2019.05.11東京都西部の山中
クロアゲハを撮影した付近では「オナガアゲハ」を数多く観察出来ました。
林春吉さんの図鑑に掲載されていないので台湾にはこの種はいないのかな?
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in2018.09.16埼玉県中北部の公園
関東南部の黒系アゲハで最も好きなのが「ジャコウアゲハ」雌です。
白銀色の輝き絶品です。
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in2019.05.02台北市立動物園
台湾にもジャコウアゲハは生息していますが、今回は別種の紅紋の大きい「台湾麝香鳳蝶(和名:タイワンジャコウアゲハ)」しか撮影叶いませんでした。
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in2019.05.03陽明山
台湾には関東南部以上に多彩なカラスアゲハの仲間が生息していますが、今回は両方併せて写せたのはかなり傷んだ「台湾烏鴉鳳蝶?(和名:タイワンカラスアゲハ?)」くらいでした(涙)。
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初見、初撮の「台湾鳳蝶(和名:ワタナベアゲハ)」雄です。黒大きく後翅に朱色の広い縁取りがあります。
台湾の蝶の専門家の林春吉さんの動きが早まったのは50m以上先で吸水するこの個体を見つけた時です。
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in2019.04.30宜蘭県西部の渓流沿い
50m以上先から見ると「寛尾鳳蝶(和名:フトオアゲハ)」↑の雰囲気に
吸水するその色合いが良く似ていたからだと思われます(笑)。



Commented by 武ちゃん at 2019-06-29 18:59 x
黒系アゲハは見かけても撮影はなかなか叶いません。
飛翔していることが多く難しいですね。

先週、オオムラサキの羽化を目撃しましたよ。
ネットのなかの幼虫と屋外の一頭の成虫‥本物を見てドキドキ。
期待して出かけたらやっぱり‥例の公園です。  (^o^)丿
Commented by Sippo5655 at 2019-06-29 22:00
同じ黒系アゲハでも、国が違うとやはり環境の影響でしょうか、
少しずつ異なるのですね。
ナガサキアゲハの尾状突起のあるなしは、どのような理由からきているのでしょうね。
ラストの「ワタナベアゲハ」この紋様は目を惹かれました。
たしかに、イラストのフトオアゲハそっくり!!
Commented by Farfalla65 at 2019-06-30 07:56
ワタナベアゲハの吸水のシーン、素晴らしい
ですね。こういうところに出会いたいです。
ナガサキアゲハに尾状突起があったりクロア
ゲハになかったり、台湾と日本で随分違いが
あり興味深いです。
Commented by OTTO at 2019-06-30 08:41 x
オナガアゲハは、日本と韓国・中国のチョウで、台湾にはいないようです。林さんが来日した時は、オナガアゲハを喜んで撮影していました。
来週から大雪山に行かれるのですか?5日から13日まで香港のfbの知り合いが大雪山に行くと言っています(彼は6月中旬に一度北海道に来たのですが、天候不順で山に登ることもできずにいったん帰国しました。昨年も撮影できず、今度こそとリベンジの意欲満々みたいです。)現地で一緒になるかもしれませんね。
Commented by 22wn3288 at 2019-06-30 09:03
地域の違いで同じ種類のチョウでもで色、形に違いが出る
のは興味深いです。
ワタナベアゲハは豪華ですね。
Commented by だんちょう at 2019-07-01 07:11 x
おはようございます(#^_^#)

ナガサキアゲハは、大きくて迫力がありますね!
こんな大きなアゲハは、北海道では見られないので写真だけで楽しませて頂いております(ノ^^)ノ

大雪に行くんですね!
ぼくは一回も登ったことがありません、いつか行って見たいです(^ー^)
Commented by himeoo27 at 2019-07-07 13:54
武ちゃん 様
黒系のアゲハは吸水時を除くと
落ち着いて止まってくれないので
撮影に苦戦しています。
これらのコマも悪戦苦闘して写し
ました。
Commented by himeoo27 at 2019-07-07 14:02
Sippo5655 様
ナガサキアゲハ雌は遺伝的には尾錠突起有りが
優性と本で読んだことが有ります。
日本はナガサキアゲハ生息地の北限にあたるので
劣勢の尾錠突起なしが殆どなのかな?
Commented by himeoo27 at 2019-07-07 14:26
Farfalla65 様
台湾と日本(関東)とは隣国なのに
チョウは少し違う種が多いので大変興味深いです。
昨日まで4日ほど北海道の大雪山に入っていました。
北海道も台湾と同じように関東と違った種が多く
楽しみました。
Commented by himeoo27 at 2019-07-07 14:40
OTTO 様
5日は天候が今一だったので大雪山の麓で「オオイチモンジ」を中心に撮影
6日は帰る日だったので、午前中は車で行ける大雪山中腹を探し、午後から
旭川市郊外に戻って「カバイロシジミ」を探したので
「香港のfbの知り合い」の方にはお逢い出来ませんでした。
Commented by himeoo27 at 2019-07-07 14:49
22wn3288 様
「ワタナベアゲハ」は
クロアゲハ無尾型に近似しています。
但し下翅の縁部にある大きな朱色の模様が
絶品の素敵なアゲハチョウです。
Commented by himeoo27 at 2019-07-07 15:04
だんちょう 様
大雪山の麓で超美麗の「ミヤマカラスアゲハ」に逢いました。
その個体は特別なのかもしれませんがモンシロチョウと同じくらい
とても小さかったのには驚きました。
大雪山は45年ぶり2回目でした。
前回は黒岳~北鎮岳~旭岳の縦走(昆虫観察は殆どなし)
今回は天気が悪かったので、基本的に麓をウロウロしただけです。
1度だけ「銀泉台~コマクサ平」を雪渓に悪戦苦闘しながら往復して、
ダイセツタカネヒカゲを撮影しウスバキチョウとアサヒヒョウモンを
観察しました。

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by himeoo27 | 2019-06-29 14:32 | アゲハチョウ | Comments(12)
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