八重山諸島のトンボ in2016.05.04~07石垣島&西表島⑦
2016年 06月 19日
ていないので
今回は八重山諸島で2016.05.04~07に撮影したトンボの写真を一挙
掲載します。
昨年5月は見つけられなかったので「キイロハラビロトンボ」を西表島
で探し回りました。最初に3年前接写出来たB林道を2時間程度探して
みましたが、見つけたのは目の前を通りすぎた1頭だけでした。
やっと見つけたのは5年前に偶然出逢ったC林道でした。
やや大きく堂々として見えました。
「オオハラビロトンボ」雄は、キイロハラビロトンボに近似しています
が、小型であること、胸の黒帯が細く数が多いこと、で容易に区別出来
ます。
オオハラビロトンボ雌は成熟しても黄色のようです。
「コフキショウジョウトンボ」はテツイロビロードセセリのポイント
に数多く飛んでいて、待ちに待ったテツイロビロードセセリを捕食す
でも雌雄ともに良く見るとユニークな色合いですね!
「ハラボソトンボ」は、独特な緑色を基調とした虎柄が綺麗なトンボ
です。
でも肉食系のトンボなので、あまり身体の大きさが変わらないイワサキ
クサゼミを捕食する個体も見つかりました。
「ホソミシオカラトンボ」雄
「ホソミシオカラトンボ」成熟雌かな、
胴、胸部が細いので「ヒメホソサナエ」
やや太めで大きいので「ヤエヤマサナエ」
シオカラトンボの仲間や、サナエトンボの仲間は、良く似たトンボの多
いので同定に自信のないヒメオオです。間違っていたらご指摘お願いい
たします。
とてもユニークな色合いで美しい「アカスジベッコウトンボ」はここ数
年西表島で増えているようです。
「オキナワチョウトンボ」は群飛していたので1時間以上粘って撮影し
てみました。結果は後日報告します。(あまり自信ありません・・・)
オキナワチョウトンボ(左上)を撮影していると真ん中下部に後翅の
模様が特徴的な「オオキイロトンボ」が混じっていました。
これから掲載するのは小型のトンボです。「コナカハグロトンボ」は
石垣島と西表島に限定的に生息している日本特産種です。遺伝的には
台湾のナカハグロトンボの近縁種とのことです。
「マサキルリモントンボ」雄は渓流沿いに生息している
美麗イトトンボです。小さく細いのでピント合わせに苦労しました。
「リュウキュウベニイトトンボ」は埼玉県内でも観察出来るベニイト
トンボの近似種で八重山諸島では数多く見つかります。先日、埼玉県
内で目の色で区別することを教えて貰いました。
in2016.05.04~07石垣島&西表島つづく
八重山にはこんなカラフルなハラビロトンボがいるのですね。
オキナワチョウトンボが飛ぶ姿がいいですねー。
トンボもちゃんと興味を持って撮らねばと思いました。
貴重なトンボのお写真の数々、ありがとうございました。
チョウの写真も素敵だな・・・。
キイロハラビロトンボは色合いがとても魅力的ですね!
ヒメホソサナエ、胴が凄く細いですね~、ビックリです。
マサキルリモントンボはブルー、グリーン、イエローと様々な色が入り、本当に美麗ですね~♪
貴重な蜻蛉のお写真、楽しませて頂きました!
チョウだけ見ているのは勿体ない感じがしますが、トンボの鑑別が難しいです。
キイロハラビロトンボは、その美しい色合いだけでなく
幼虫の生態が変わっていること
(樹洞の水たまりに生息するオタマジャクシを食べる)
比較的大きく存在感があること
より撮影意欲を掻き立てられるトンボです。