八重山諸島のマダラチョウin2016.05.04~07石垣島&西表島⑥
2016年 06月 14日
八重山諸島には多彩なチョウが生息しています。
「オオゴマダラ」は石垣島にある石垣市の市のチョウで、日本最
大のチョウです。今回は西表島で撮影しました。
八重山諸島で最も個体数が多いのは
清楚な「リュウキュウアサギマダラ」
鮮やかな「スジグロカバマダラ」です。
スジグロカバマダラは特に個体数が多く交尾飛翔も観察出来ました。
「ヒメアサギマダラ」は西表島で増えており吸蜜シーンや、飛翔シーン
を撮影しました。名前の通りアサギマダラを優しくした感じです。
石垣島でオオシロモンセセリを探して今回見つかってませんでしたが
登場してくれたのは「カバマダラ」です。
カバマダラの蒲色は南国の青空にとても映えるので接写を狙いました。
大人しく吸蜜することなく大空高く舞い上がってしまいました(涙)。
in2016.05.04~07石垣島&西表島つづく
ここも日本なんですね(*´∇`*)
こんなにバッチリ撮影できるとは信じられません。
ゆらゆら翔ぶのだとしても、交尾シーンを撮影してて翔ば
れたら慌ててしまいます。とにかく翔ぶのを待ち構えてお
られるということなのでしょうか。
交尾静止画像を
望遠系マクロで拡大撮影、
広角系レンズで環境を入れて撮影
さらに、
魚眼レンズで交尾飛翔を撮影と
今までは、欲張って全ての撮影に失敗して
ばかりでした。
今回は、「交尾飛翔」を写すことだけを考
えて挑戦してみました。
この中では「ヒメアサギマダラ」を除くと
八重山諸島では個体数が多いので
珍チョウ、貴チョウに出くわした時のよう
にアタフタせずに撮影出来たのが良かった
と思います。
私は、八重山諸島には5月初旬、11月、12月末だけ
何度か訪問しました。
新鮮なミカドアゲハを撮影するなら2~3月
タイワンモンシロチョウ(与那国島)4月頃?
アサヒナキマダラセセリに出逢うなら5月
迷蝶8~10月?(台風の通過による)
シロウラナミシジミ(西表島の極一部)なら9~11月
気温の低い冬場、非常に暑い夏場は、やや少ないとの
ことです。
基本的には関東平野と異なり季節に関係なく、その時
の天候に左右されます。
また雨が降っていても気温が20℃以上であればチョウ
が飛んでいます。
どの蝶も伸び伸びと飛び交い、ヒメオオさんならでは
のお写真の連続に圧倒されました!
スジグロカバマダラの交尾飛翔、凄いシーンを
撮影されましたね、お見事です!
私はチョウ撮をはじめた頃、
越冬蝶のポイントが全く分からず冬期
「多摩動物公園」「足立区生物園」
「ぐんま昆虫の森」の大温室に出かけ
て亜熱帯の蝶を撮影していました。
温室で撮り慣れていたので、八重山諸島
~琉球列島でも慌てなく写せました。