2011.03.11から2年1ヶ月 in2013.04.09
2013年 04月 13日
4月9日岩手県陸前高田市に訪問し言葉を失いました。
(パノラマ写真なのでクリックすると拡大します。)
東日本大震災から2年と1ヶ月経ったというのに、中心街でもやっと瓦礫の
処理のヤマを越した程度で、かって存在した街並は完全に津波で流された
ままです。
福島原発の事故を除くと、東北は復興中というかってな「イメージ」が崩壊し、
人間の無力さと、私自身の想像力の欠如を痛感させられました。
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宮城県気仙沼市に入ると瓦礫処理がやっと終わり、復興の芽が出てきつつ
あったので少しほっとしました。
帰りに、気持ちだけですが復興の一助でもと気仙沼と一関で特産品の海産品
、酒類等々を購入しました。
in2013.04.09陸前高田市、気仙沼市
お忙しい中、貴重な経験をさせていただいT社のSさん有難うございました。
陸前高田に行ってらしたんですね。
私はここの隣の大船渡市出身です。
2011年5月に帰省した折には高田市内の町にも炊き出しの手伝いに行ったりしました。
高田松原海水浴場は近隣でも一番大きな浜でした。
これがすっかり海水の下になってしまったことに驚きを禁じ得ません。
高田の旧市街地ではまだ建築許可もおりず、家を建てたくても建てられないと聞いています。
東京ではオリンピック誘致のために東北の復興まで利用しようとしたりしているのを聞くと、何だか腹が立ちますよ。
2011年8月に帰省した折には、この近辺では平地でもクジャクチョウが見られることを知りました。
少しでも早い復興を祈ります。
高田松原は地盤沈下で水没し河口付近に奇跡的に
残った1本松も残念ながら枯死していました。
平野部に発展した高田の街全体がいまだ壊滅状態
で言葉にすることすらできません。
街外れの気仙沼に抜ける高台で1頭のモンシロチョウ
を見れたことが唯一の救いでした。
コメントいただいてから訪ねた時にはまだUP前でした。
いまだにこの惨状。衝撃的です。
震災のすさまじさとともに
日本ってこんなでしたかね?国の劣化を感じました。
陸前高田の街は気仙沼等の被災地と異なり海に直接
面した真平らな場所にありました。さらに、地盤も沈下
しており単純に復興することは困難な状況です。
私自身何ができるのか・・・・・・忸怩たる気持ちで帰って
きました。