真夏の紫の煌めき in2012.08.15見沼田んぼ②
2012年 08月 16日
見沼区の「Ⅰ」さんがこの時期「ムラサキシジミ」が多い場所がある
とのことで立ち寄ると早速全開の♀が迎えてくれました。
食樹を探すとムラサキシジミ♀が盛んに産卵しています。
僅かに開いた表翅が自然光で妖しく煌めくので
「Ⅰ」さんに持参したLEDランプを当てて貰うと全開とはいかぬものの
3/4位開翅してくれました。
ベニシジミは個体数が少ないもの観察することが叶いました。
この日の主目的の1種だった「ヤマトシジミ」は数が多く何度か撮影に
チャレンジしてみましたがその結果は満足いくものではありませんでした。
蝶や蜻蛉以上に目立った昆虫はカメムシの仲間で
独特な形状の「ウズラカメムシ?」や
色彩の面白い「エビイロカメムシ5齢幼虫」
緑の草原に映える赤と黒の「ナガメ」等が目を楽しませてくれました。
今回は、「Ⅰ」さんにアゲハチョウの吸水ポイント、ムラサキシジミの夏場の集合場所
等々色々ご指導頂きました。「Ⅰ」さん今後ともよろしくお願いいたします。
in2012.08.15見沼田んぼ 終わり
カメムシも変り種がいろいろいて、見つけるのが楽しいと思います。
先日、山で見かけたのはミヤマモンキチョウかな‥?
掲載のときは見てくださいね。 (^_^)v
私も、今年はよく出会った方かも。
カメムシの仲間もよく見かけますよね。
オレンジの子・・・可愛い^^
今年は庭にいろんな植物を植えたら、カメムシの種類も増えたような。
ああ、ヤマトシジミ
庭で繁殖した子たちが今元気に飛び回っているんです。
もう、可愛くて(*´∀`*)
このムラサキシジミのポイントには少なくとも10頭以上の個体が舞い降りていました。また越冬個体の日向ぼっこによる開翅と違った面白い色合いで綺麗でした。
ムラサキシジミはウラギンシジミと並んで埼玉県内の低地では
オフシーズンに越冬蝶探しで良く遭遇することが出来ます。
この時期は薄暗い林の中でチラチラ飛びまわる蝶というイメージ
だったので少し驚きました。
この時期のヤマトシジミは♂の金属光沢の輝き、
♀のしっとりした黒どちらも素敵ですよ!
ムラサキシジミの夏場の完全開翅観察は初め
ての経験でした。こちらは予想外の美しさです。
少し暑いですが、ぜひチャレンジしてみては?
ムラサキシジミは「里山の玉三郎」とかってに命名
するくらいに♂の表翅は最高に綺麗ですが、
この時期の♀もとっても美人さんでした。
カメムシの仲間は驚かせた時の臭気で嫌われ
ものですが、人気の蝶、トンボ、甲虫とは違った
味わいがあると思います。