蛹化しました!(アオスジアゲハ、ヒメアカタテハ) 埼玉県内20110205
2011年 02月 06日
「田舎太郎さん」の「里山さがしの旅」の記事に掲載されていたので、観察指導員のTさんに聞いてみると
「アオスジアゲハ」が1頭だけ蛹化していました。蛹になった場所ではなさそうですが、羽化出来そうな場所に避難しているそうでまずは一安心しました。
この子は「自然観察雑記帳」の「ねこきち」さんと昨年10月11日に産卵と孵化直後の幼虫を観察した子たちの1頭と考えられます。
「卵」はピンポン球に近似した白いまん丸な形状で、1個づつ何度かに分けて複数個産みつけられました。
孵化直後と思われる幼虫は少しイガイガしていました。食木や他の状況よりアオスジアゲハのそれと推定しました。
2令程度でしょうか?10月24日となるとかなりしっかりした幼虫になりました。でも、芋虫としてみるとかなり独特の形状をしています。
11月13日になると終令に近づいた如何にも「アオスジアゲハ」という幼虫になりましたが、寒くなってきたので無事蛹化出来るのか?心配になりました。従って、田舎太郎さんの記事を読んだ時嬉しかったです。
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我が家の屋内に、寒さを避けて屋内に入れたコーヒーやハイビスカスの木の根元には
ツマグロヒョウモンの幼虫が2頭ほど見つかりました。
ところで先日保護された「ヒメアカタテハ」の幼虫ですが、2月1日前蛹となり、2日蛹化しました。本日6日、写真を撮ろうとすると誤って付け根からポトリと落ちてしまいました。我が妻がマスクを使ってレスキューして
羽化を待つ日々です。
野外の蝶の発生はまだもう少しでしょうが、春の近さを感じたヒメオオでした。
そう思っていても簡単に見れません。
産み付けられた卵を見ると、魚が海草に生んだ卵を連想します。
ヒメオオ家の幼虫・蛹も羽化に向けて楽しみです。
1頭でも無事蛹になって良かったですね。
卵、初齢の頃から続けて観察しているとは立派です。
観察指導員の方や、諸先輩の指導により何とか観察出来ています。蝶の卵は綺麗なものが多いので昨年から撮影にチャレンジしています。昨年末購入した2cmまで近づけるコンデジで、今年は1種づつ写してみたいです。
ツマグロヒョウモンの幼虫は警戒色なのか蝶の幼虫にしては「ド派手」なデザインなので比較的見つけやすいかな?さくら草の花が咲く頃スミレの仲間の生えた庭の近くの道路を散歩しているのを観察したことがあります。
アゲハチョウの幼虫かなり形状が変わっていて見ているだけで楽しめました。蛹で越冬する種と聞いていたのに、10月11日という遅い産卵だったので無事蛹化するかとても心配いたしました。
餌が足らなかったのか、通常のヒメアカタテハの成虫から考えるとかなり小さな蛹になってしまいました。蜂など寄生されていないこと、撮影しようとしてプラケースに落下させたショックの影響が少ないこと等々が心配なヒメオオです。
この木の廻りの垣根の「クズ」でウラギンシジミの蛹を探しているとアオスジアゲハが産卵を始めたので産みつけられた「卵」を見つけることが出来ました。次はウラギンシジミの幼虫の再見と、未見の蛹を見つけたいです。