地味だけど(クロヒカゲモドキ、ツマジロウラジャノメ他) in栃木県100731~0801①
2010年 08月 01日
クロヒカゲモドキのポイントであのチョウを確認するように「ooさん」に言われたので、ヒメオオが見て
「小さいし、黄褐色なので「ヒカゲチョウ」では?」と報告しました。
「ooさん」があわてて「それこそ「クロヒカゲモドキ♂」ですよ!」と説明されたので慎重に
撮影しました。この直後舞いあがって♂には2度と出会うことがありませんでした。この付近にいるとのことで「ooさん」が探すと
今回の遠征で一番多く見たチョウは、
やはり平地も山中も2日とも「ジャノメチョウ」でした。超普通種ですが、良く見ると綺麗でした。
クロヒカゲモドキ以上に期待したのが、
「ツマジロウラジャノメ」でしたが、高い崖の上をヒラヒラ飛ぶばかりで証拠写真しか撮影できませんでした。
超デラックスな「クロヒカゲモドキ」「ツマジロウラジャノメ」より以上に驚いたのが
この「クロコノマチョウ」でした。栃木県西部の標高1000m程度の山中で出会ったので皆で腰が抜けました!!!!
(画像をクリックすると少し大きくなります)
in栃木県100731~0801 続く
今後の初見種に何が出てくるのか、脅威です。
しかし、ooさんも確か念願のクロコノマチョウが観れてよかったですね。
クロヒカゲモドキ、特徴の3つの目がきれいに写ってますね!ツマジロ、環境が分かる雰囲気の出た写真だと思います。
なかなか地味な種類のなかでも実物の白い帯は
いい感じですね。
クロコノマチョウはさすがに身近な感じがないのですが、
この蝶も北上してくるのでしょうか。
実は、未見のチョウでこれを探すのは至難のように感じました。
岸壁のツマジロ、内陸高地でのクロコノマ。
なかなか面白いジャノメずくしになりましたね。
3人で汗だくになりながら山道を歩き「これはもうダメかな」と思い最後に登った斜面でクロヒカゲモドキを発見、暑さも忘れて斜面を登ったり降りたり。
ツマジロウラジャノメにも出会え良かったです。
オオイチモンジ♀と比べるとかなり地味ですが・・・!
この2日間でこの2種含めて、初撮影が間違いないのが4種、多分が1種です。でも残りの3種は比較的何処にでもいる種なので驚かせるようなものはありません。
クロコノマチョウは、昨年、埼玉県北部で見つかって「東京新聞」に掲載されたほどなので、栃木県の山間部ということで感動した次第です。この場所は食草と思われるススキの仲間が生えており、近くの生息地と環境が似ていましたが・・・寒さに耐えれるのか?不思議でした。
クロヒカゲモドキは、色合いは「ヒカゲチョウ」、模様は「クロヒカゲ」、大きさは「ジャノメチョウ」の小さめ、という感じでした。
「クロコノマチョウ」を埼玉県内で見れる確立の高いのは「北本自然観察公園」です。「狭山丘陵」や「見沼田んぼ」でも観察したことがあります。
クロヒカゲモドキなんとか見れて嬉しかったです。
ツマジロジャノメは思ったより小さく動きが早く全く見つけることが出来ませんでした。「oo」さんのおかげで何とか見れてラッキーでした。
今回は完全に、
栃木県まで連れてきてくれた「maximiechan」 さんと
ポイントを案内し、見つけてくれた「oo」さんのおかげです。
これからも、あせらずに1種づつ探していこうと思います。
クロヒカゲモドキは、個体数が少ない、動きが早い、暗い所が好き、というチョウなので鈍いヒメオオにとってはかなり荷が重かったです。「oo」さんが居ないとポイントに行っても見つけられなかったです。その他、調べたことと、実物の相違点は、思ったより小さかったことです。
それにしても、ヒカゲチョウやクロヒカゲより少し大きいので性格が分かると、見つけられるのかもしれません。
私もこのところ確実な生息地のあてがなくなって困っていましたので、うらやましく拝見しました。
クロヒカゲモドキ、綺麗に撮れていてよく分かりました^^
私は種類を間違えていたようで今になってクロヒカゲに訂正
しました・・ 遅い!ーー たしかに、クロコノマチョウは
珍しいですね^^
かなり確度の高い広い場所を3時間以上3人で探して、間違いないのが画像を載せた3頭、多分も含めて4頭ととても少ない状況でした。
栃木県内であることは間違いありませんから、きっと見つかると思います。