ヒメオオの寄り道


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オオゴマダラの一生 in多摩動物公園①

2007年12月29日~200911月28日 in多摩動物公園昆虫生態園

多摩動物公園昆虫生態園で見られる蝶の主役は、
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(2009年11月28日撮影 クリックにより拡大します)
何と言っても日本に生息する最大の蝶「オオゴマダラ」だと思います。但し
生息地は沖縄諸島以南とのことで飼育個体しか見たことはありません。その
飛ぶ姿はとても優美なので昨日飛翔写真を狙ってみましたが、何時ものよう
に惨敗でした。過去コンデジで写した色々な生態の貯金がありましたので少
し下ろして掲載してみます。
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(2009年2月21日撮影)
♀の個体が食草のホウライカガミに産卵していました。多摩動物公園では数種
の蝶の産卵状況を間近に観察出来るように吸蜜源と食草を通路の近くに置いて
います。
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(2009年2月21日撮影)
卵は縦1.6mm横1.2mmの球を縦に伸ばしたような形状です。私の腕で
はこれが精一杯です・・・・
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(2008年2月24日撮影)
観察会では来館された子供達に幼虫を触らせています。気持ちは子供のヒメオオ
も混じって触らせて貰いました。絵本の毛虫そのままでとてもカラフルです。
終令幼虫の体の長さは5cm以上でとても大きく感じました。
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(2009年2月21日撮影)
この日、ガラス越しに幼虫や蛹を観察出来る飼育ケースの中を覗くと前蛹と蛹
がぶら下がっていました。蛹は、腹の先を固定してぶら下がった「垂蛹」とい
う形態をとります。
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(2008年2月24日撮影)
観察会に合わせたのか、黄金に輝く綺麗な蛹の集団を見せてくれました。成虫
も優雅な美しさですが、蛹の素晴らしさはチョウ類ナンバーワンと思います。
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(2007年12月29日撮影)
まだ自然の環境では蝶の写真を撮ったことが無い頃の写真です。ガラス越しの
飼育ケースの中で蛹の1つから羽化した個体がいました。
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(2009年2月21日撮影)
食草に産卵しようとする♀に♂が交尾を要求していました。

自然の中での観察は苦労を伴いながらも楽しいものですが、さいたま市近郊で
はめったに見れない蝶を間近に観察出来るここ多摩動物公園は、冬場の貴重な
練習&観察場所です。

  (多摩動物公園シリーズ① 終わり)
by himeoo27 | 2009-11-29 14:49 | マダラチョウ | Comments(6)


野生生物保全シンポジウムin多摩動物公園

11月28日 多摩動物公園

今日、多摩動物公園野生生物保全センター主催の野生生物保全シンポジウム
が多摩動物公園であったので参加してきました。
その中で、トトロのふるさと財団の深澤さんの里山の森林管理の程度と林床植生
の多様性について「放置と過度の人的介入時多様性が低く、適度の人的介入
時多様性が最も高くなる。また全体の自然環境を考えると色々な人的介入度
合いのエリアを混在させるべきである。」との話がとても興味深かったです。
また、井の頭自然文化園の荒井さんの「見たことも接したこともない生物を
保全しようと言ってもピント来ない。子供を中心に実際の生物に接して貰い
たい。」という話もなるほど!ととても感心いたしました。
私もこの2年間、シルビアシジミ、ギフチョウ、ツマグロキチョウ、クロツバメシジミ
等々の絶滅が危惧される蝶に接してきて次第に生物保全の必要性が知識でな
く実感としてやっと分かってきはじめたからです。

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公園内で見つけられた「野生」の蝶はウラギンシジミくらいでした。やや色
落ちした個体です。
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公園内は紅葉は「野生」の蝶とは逆に今が盛りでした。
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大好きな多摩動物公園の温室に入るとハチドリや
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「飼育」のキタテハも飛んでいました。

その他の亜熱帯性の「飼育」の蝶の写真は明日以降掲載いたします。
by himeoo27 | 2009-11-28 21:08 | シジミチョウ | Comments(4)


秋が瀬公園と野鳥クラブ写真展

11月23日 さいたま市秋が瀬公園

http://choyukkuri.exblog.jp/のchochoensisさんのブログに掲載されていたので
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秋が瀬のプラザウエストに出かけてきました。野鳥好きの人が写されたの
が良く分かる玄人肌の写真や、背景も含めて精密に描きこまれた絵画が多数展
示されており圧倒されました。

天気も良いので隣の秋が瀬公園に足を伸ばしてみました。
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「セッカ」でしょうか?蝶より先に野鳥が出迎えてくれました。
頬と嘴が白いことより「ホオジロ」のようです。tsuchihashiさんご指摘あり
がとうございました。
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蝶は無理でも何か昆虫は居ないかと探してみるとテントウムシが日向ボッコを
していました。
だんだん気温も上がってくると
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ツマグロヒョウモンが飛んできました。この時期にしては新鮮な個体で色鮮や
かに感じます。
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ボロボロのベニシジミですが、前翅付け根の紅色がかすかに輝いていました。
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これまたこの時期しか写さぬような痛んだヤマトシジミ君です。
結局今日見れた蝶は、他にはキタキチョウくらいでした。
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意外と落ち葉がとっても綺麗で撮影意欲が湧いてきました。
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アキアカネ?かマユタテアカネ?か写真の撮り方も悪くヒメオオには判別出来
ませんが、アカトンボは元気に舞っておりました。
秋が瀬公園は、サクラソウの開花時期とミドリシジミの飛翔時期くらいしか
訪問したことが無かったので晩秋の風景はとても新鮮に感じました。

     (終わり)
by himeoo27 | 2009-11-23 14:20 | シジミチョウ | Comments(10)


キベリハラカメムシとクラゲの話(in葛西水族園)

11月21日 葛西臨海公園

クラゲの展示で世界一の鶴岡市加茂水族館の館長村上さんの話が
訊けるとのことで葛西臨海公園へ出かけてみました。
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何かチョウが日向ぼっこしているのでは?と公園内を歩いてみました。
一瞬ムラサキシジミとモンシロチョウを見つけましたが、撮影出来ません
でした。他の昆虫は居ないのかなと探していると綺麗なカメムシをやっと
見つけました。
「キバラヘリカメムシ」?かな
公園内には他の蟲は見つけられず、楽に撮影出来る水族園に入りました。
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ウメイロモドキ
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クマザサハナムロ
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トビハゼ
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カジカガエル
等々と腕さえ良ければ被写体には事欠きません。魚等の水生動物の撮影
練習に最適かな?見るだけでもとても素晴らしい水族園です。

さて本題のクラゲの話は、民・官問わず水族館経営の困難さを中心に
本音の話が聞けてとても楽しめました!
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この「ミズクラゲ」は上野動物園で世界で始めてクラゲ飼育させたそ
うです。この後、米国のモントレー水族館、江ノ島水族館がクラゲの
飼育にチャレンジして、現在鶴岡市加茂水族館が世界最高種類のクラゲ
飼育をしているそうです。
葛西水族園では現在ミズクラゲのみ飼育しています。
加茂水族館長村上さんの撮影されたクラゲの写真を見せていただきました。
どれも素晴らしく感銘いたしました。撮影方法をチラッと説明されました
が、私の腕と根性では不可能と諦めました。

                   終わり
by himeoo27 | 2009-11-22 11:21 | 他の小動物 | Comments(4)


チョウ類保全シンポジウム

平成21年12月13日(日)埼玉県嵐山町
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PDFデータの掲載方法が分からないので北本自然観察公園からチラシ1枚
貰ってきて写真を撮ってみました。
下が切れていますが、
協賛 嵐山町観光協会、三井物産環境基金
後援 嵐山町、嵐山町教育委員会、(財)日本自然保護協会、日本鱗翅学会
と書いています。

4月29日の嵐山町より
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河原は春の花盛りでした。
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嵐山町はオオムラサキの保護が有名ですが、ヒメオオ的には春のこのウスバ
シロチョウがとても印象的でした。
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今年の撮影目標の1つがツマキチョウ雌雄の写真を撮ることでしたが、残念
ながら♀しか写せませんでした.♂の撮影は、来年の楽しみといたします。
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コジャノメ(ヒメジャノメと誤記載していました)地味なチョウですが、良
く見るとなかなか良い雰囲気ですよね!

   (とりあえず 終わり)
by himeoo27 | 2009-11-19 21:33 | アゲハチョウ | Comments(6)


小春日和に舞うチョウ(in北本自然観察公園)

平成21年11月15日 北本自然観察公園

朝起きたら風も弱くポカポカした小春日和の天気なので、プチ遠征して北本自然観察公園
へ久しぶりに出かけてみました。
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まず探したのは越冬前のこの子「ムラサキシジミ」です。複数個体飛んでいて時々止まり
ますが、旨く撮影出来ません。疲れてお茶でも飲もうと一服しようとベンチに座った時に
近くの木にこの個体が翅を広げて止まったのでカメラを持って飛んで行って撮影しました。
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何故かこの日「ウラギンシジミ」は青く輝く♀ばかりでした。でもチョウの少なくなったこ
の時期には貴重な被写体です!
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越冬前の「キタテハ」は綺麗な個体多いのですが、この子は既にくたびれていました。
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「キタキチョウ」も複数頭観察出来ましたが、恥かしがりやなのかカメラを向けるとすぐ
草むらの中に入るので構図をきめることが叶いませんでした。
ルリタテハ、ツマグロヒョウモン、ヤマトシジミ等のチョウも多く観察出来ましたが、か
っての賑わいは、既に無い状況です。
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落ち葉が舞い、花と言うと
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椿の花が目立つ程度で、チョウの吸蜜元も限られた季節になってしまいました。
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チョウ以外の昆虫は、「ササキリ」♀やカメムシの仲間、テントウムシ、そして
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約1ヶ月前にクロコノマチョウを観察した水辺には、「オオアオイトトンボ」が飛んでいま
した。
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「アオサギ」はじめ野鳥達とそれを撮影する皆さんはとても元気そうでした!

(in北本 終わり)
by himeoo27 | 2009-11-15 19:08 | シジミチョウ | Comments(10)


嵐山の思い出(トラフシジミとウンモンスズメ他)

12月13日(日)チョウ類保全シンポジウムが埼玉県嵐山町で行われる
ので引き続き嵐山町の過去ネタです。

平成21年4月29日①
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トラフシジミ春型は、今年撮影したかった蝶の1種です。3回目の嵐山町
チャレンジでやっと写すことが出来ました。名前の通り虎柄の綺麗な模様
が印象的なフレンドリーな個体でした。
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ツバメシジミは小さな蝶ですが表翅の薄いメタリックブルーがとても鮮やか
でした。
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良く見られるベニシジミですが、緑色の背景のとき紅色が際立って見えます。
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緑色の綺麗なあまり見かけぬ蛾がいるとのことで集まって順番に撮影しました。
帰って図鑑で調べるとウンモンスズメという名前のようです。

                        (続く)
by himeoo27 | 2009-11-14 14:05 | シジミチョウ | Comments(6)


嵐山の思い出(ウスバシロチョウとコツバメ)

本日も、「チョウ類保全シンポジウム」ネタで嵐山町の思い出です。

平成21年4月12日(埼玉県嵐山町)
トラフシジミ春型の表翅の写真が写せるのでは?とのことで新潟県に
ギフチョウの写真を撮りに行った帰りに「小畦川日記」のダンダラさ
んにお願いして出かけてみました。関越道が日曜日で少し混んだので
埼玉県嵐山町に辿りついたのは16:00ごろでした。
「蝶と山・てくてく写日記」のbanyanさんがポイントにおられまし
たが、少し時間が遅く
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ルリタテハ、ベニシジミ、ヒメウラナミシジミしか見つけることは出
来ませんでした。

平成21年4月17日(埼玉県嵐山町)
12日のリベンジに先週に続いて今回は1人で再度嵐山町に訪問しました。
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3頭のウスバシロチョウが草藪に塊ながら落ちてきたので近づいてみる
と絡み合うように交尾体勢に入っていました。この蝶は、昨年1回だけ
埼玉県高麗の巾着田でちらっと見ただけなので、見れただけでも感激な
ので喜んで撮影しました。
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コツバメは今年見たかった蝶の1種です。でも、狭山丘陵で3月28日に
ダンダラさんと「蝶の観察記録その2」の霧島緑さんに羽化不全の個体を
やっと1匹見つけていただいただけでした。ウスバシロの交尾を観察して
陽だまりの草の中で翅を斜めに傾けて日光浴をしているこの子を見つけた
時はやったー!!という感じでした。あまりに近づき過ぎたのか吃驚して
飛んで行ってしまいました。
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コミスジは良く見ることが出来る蝶ですが、白と黒だけの美しさは格別です。
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こちらダイミョウセセリも良く林縁部の草の上に止まっているのを観察出来ま
すが、タンポポの花の吸蜜シーンはあまり見ないのでシャッターを押してみま
した。
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ギンイチモンジセセリは、今年ここ嵐山町、北本市、さいたま市と複数個所で
1化、2化、3化と多数頭観察しました。でも初撮影がこのシーンなので思い
出深い1枚です。ギンイチは昨年まで知識としては知っていましたが、生態が
全く不明でチラッと見ることも出来ませんでした。ダンダラさんに飛翔する高
さ挙動、生息環境等を教えて頂いていたので何とか見つけることが出来ました。
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「ホオジロ♂」がギンイチの居た川縁の木の上に止まっていたのでパチリ!
「カシラダカ」と記載いたしましたが、ご指摘により「ホオジロ♂」に修正し
ました。鍵コメさん有難うございました。
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タンポポの花にはダイミョウセセリだけでなくウマオイの幼生?と思われる
幼虫が花粉?を食べていました。
川沿いからトラフチョウのポイントに戻る途中には、
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カワトンボ♀が居ました。「やさしいトンボ図鑑」では、静岡、長野、新潟以東
に生息するヒガシカワトンボと、茨城、埼玉、新潟以西に住むニシカワトンボ
の2種類いるとの記載がありました。この少しピンぼけの写真を拡大したりして
調べてみましたが皆目分かりません。ネットで検索するとプロでも判別困難で、
別の分類分けも提唱されているとのことギブアップしてカワトンボにします。
その後トラフを探しましたが、見つけられず遭遇するのは次回に持ち越されまし
た。それにしてもウスバシロチョウ、コツバメ、ギンイチモンジセセリと念願の
蝶に会えて嵐山町の自然を満喫した1日でした。

嵐山の思い出(ウスバシロチョウとコツバメ)終わり
by himeoo27 | 2009-11-11 20:04 | アゲハチョウ | Comments(8)


嵐山の思い出(昨年以前)

埼玉県嵐山町(2007~2008年)

前回も報告しましたが、埼玉県嵐山町で全国チョウ類保全シンポジウムが開か
れます。
嵐山町は、第3回シンポジウム開催地山形県鮭川村に次いで何故かヒメオオ
には思い出多き場所です。今週は、フィールドに出なかったので嵐山町で撮影
した写真を掲載してみます。
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まずは、オオムラサキの羽化です。嵐山町には「蝶の里公園」があります。
そのエリアにはオオムラサキの幼虫の食樹のエノキや、オオムラサキの成虫
が吸蜜する樹液の出るクヌギが生えており蝶だけでなく自然環境そのものが
保護されています。
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オオムラサキの羽化を見た同じ日に近くの雑木林にはコクワガタのペアが、
交尾を行っていました。町内の樹液の出る木には他にも、カブトムシ、
ノコギリクワガタ等も良く見ることが出来ます。
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樹液の出ている薄暗い木には、クロヒカゲが吸蜜していました。一見地味な蝶
ですが、写真にすると味わいがあると思います。
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メスグロヒョウモンは、埼玉県内ではここで初めて観察しました。蝶のことを
あまり知らなかったヒメオオは、最初オオムラサキ♀が花の蜜を吸っていると勘
違いして吃驚しました。
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イチモンジセセリかと思い写真を撮りましたが、白い紋が一文字でなくチグハグ
に並んでいるのでオオチャバネセセリのようです。

このように、嵐山町では
あまり熱心に撮影しなくとも多くの種類を比較的容易に写すことが出来ました。

(嵐山町昨年以前終わり)
by himeoo27 | 2009-11-08 11:49 | タテハチョウ | Comments(4)


山形県鮭川村の思い出(第3回全国チョウ類保全シンポジウム)

平成20年5月4日~5日(山形県鮭川村)

以前にも報告しましたが今年12月13日(日)10:00~16:00に
埼玉県嵐山町国立女性教育会館にて「第4回全国チョウ類保全シンポジウム」
が開催されます。
(詳しくは、日本チョウ類保全協会のホームページ
http://japan-inter.net/butterfly-conservation/を参照下さい。)

ということと、本日は写真を1枚も撮らなかったので過去ネタ、山形県鮭川村で
昨年実施された「第3回全国チョウ類保全シンポジウム」の時撮影した画像を掲
載いたします。
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リュードルフィアラインという境界線の両側に「ギフチョウ」と「ヒメギフチョウ」
は何故か?棲み分けをしています。ここ山形県鮭川村は、日本でも数少ないその線上
に立地する両種の混生地の1つです。また、絶滅を危惧される両種なのでこの村では
生息環境も含めて大事に保護されています。
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ウスバサイシンの花です。この草の葉をヒメギフチョウの幼虫は食べて成長します。
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こちらはヒメギフチョウの幼虫です。この年は発生が早く成虫には出会うことが出来
ませんでした。今年、この時指導して頂いた先輩がヒメギフチョウの写真を撮られて
いたので何頭かは無事羽化したことでしょう!
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こちらは、ギフチョウの卵です。先日掲載した成虫が産みつけたものです。真珠の玉
のような輝きと形状をしていました。
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翅の紋が勾玉に似ていることより「マガタマハンミョウ」という名前が付けられました。
ハンミョウの仲間は活発に飛ぶことで知られていますが、この子は後翅が退化しているの
で飛ぶことが出来ません。しかし、すぐに落ち葉の中に隠れてしまうのでブナ林でたまに
しか見ることが出来ないそうです。
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「キヌツヤネクイハムシ」です。この虫は各種の色のバリエーションがありますが、この
個体はメタリックブルーでとても綺麗でした。
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オニヤンマはギンヤンマと並んで大型のトンボで時々野外で観察していますが、そのヤゴ
を見るのは40年以上前の子供のころ以来でした。
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アマガエルに似ていますが、少し大型の「モリアオガエル♂」です。このカエルは産卵が
独特で水面上にせり出した木の枝等に粘液を泡立てて作る泡で包まれた卵塊を産み付けま
す。
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森林とその周辺の田んぼに住んでいるので「ヤマアカガエル」と言います。写真的には上
のモリアオよりこちらヤマアカの方がお気に入りです。
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この「カタクリ」の花を吸蜜するギフチョウというのは、蝶写真の定番ですが、撮影は今年
に持ち越されました。
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全国チョウ類保全シンポジウムの話なのに、最後にやっと蝶の写真です。鮭川村の皆様のご
協力とチョウ類保全協会の諸先輩の指導によりこの「ベニシジミ」と先日の「ギフチョウ」
がそれまでど素人かつ撮影機材も今一の私にも無事撮影出来ました。
とういことで、前回は野外観察中心のシンポジウムでした。

今回は講演中心ですが、写真家の海野さんもお見えになられるそうで今からとても楽しみ
です。

(写真は基本的にクリックで拡大します。)
by himeoo27 | 2009-11-03 16:39 | シジミチョウ | Comments(4)

    

蝶を中心に興味のおもむくまま色々なものを撮っています。
by ヒメオオ
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