後立山山麓のチョウ①(クロツバメシジミ)
2009年 09月 21日
30年近く昔、白馬岳から唐松岳、鹿島槍ヶ岳から五竜岳と山稜を縦走
したこともありますが、麓のチョウは殆ど分からないので、「小畦川日記」
のダンダラさんの紹介で、「安曇野の蝶と自然」のkmkurobeさんから
ポイントを教えて貰い出かけてみました。
ポイントにつくと早速
羽化したてのクロツバメシジミが多数出迎えてくれました。
でも、天気が良くて蝶の動きが早くカメラがついていきません。呆然とし
ていると、kmkurobeさんが見にきてくれました。すると直ぐに「あ!交尾」
と狙っていた羽化直後のペアの交尾を見つけてくれました。
(クリックすると写真大きくなります)
クロツの良さはヒメオオからすると裏面の渋く輝くホワイトシルバーでは!
と思います。下のペア写真、この遠征のお気に入りの1つです。
kmkurobeさんに甘えて、広角接写にもチャレンジしてみました。
(クリックすると写真大きくなります)
ちょと写りが悪いですが、上のペアと同一です。
南面する裸岩の露出する崖にツメレンゲが生えていました。
環境が分かって面白いと思います。
別のペアです。少し草薮っぽい場所にも少し飛んでいました。
少し痛んだ個体が翅を開いてくれました。
(クリックすると写真大きくなります)
表翅の黒も落ち着いた感じで大好きな雰囲気です。
kmkurobeさん大変有難うございました。
続く
私も山へ行ってきましたが、標高二千メートルくらいになると寒いです。
これは高山蝶ですか、‥シジミチョウも種類が多いですね。
もう少し近いところで撮影したいと思っています。
今回は白馬岳が見える唐松岳八方尾根上部2200m付近まで
登頂してみました。天気が良く絶景でした。
この蝶は河畔や郊外にいます。幼虫の食性がツメレンゲ等の乾燥
や日当たりを好む多肉の葉を食べるので生息地が限定されている
ようです。
日本にシジミチョウの仲間約70~80種いるそうです。私はそのうち
今回の遠征で撮影した2種を加えても16種類しか写真を撮ったこと
がありません。