ギンイチ見沼田んぼ3、2、1化
2009年 08月 29日
他で発生し始めているとのことで本日見沼田んぼのポ
イントに出かけてみました。
昼過ぎに到着したので体感温度は、30℃をはるかに越
している感じです。1化、2化を観察出来た休耕田と思わ
れる単子葉植物を中心にした荒地を探してみるも、入口
付近では中々見つけられません!やっと1頭見つけるも
暑さでクラクラしている間に見失いました。
8月14日のキベリタテハと同じか?と不安がよぎった時
い~いました。
ギンイチモンジセセリの3化です。
久しぶりの暑さの為か、羽化したばかりなのか動きがとても
スローモーですぐ止まります。でも止まるところが地上20cm
程度と低い位置なのでカメラを旨くコントロール出来ません。
個体数も、1化>2化≧3化という感じで、本日は3~4頭程度
しか見つけられませんでした。
今年の蝶のシーズンの始まる前の第一目標がこの「ギンイチ
モンジセセリ」を見ること!でしたから
2化
1化
に続いて3化が見れたのはとても満足いたしました。
次は、皆様に教えて貰って、交尾、産卵等の成虫の活動状況
卵、幼虫、蛹といった成長過程も観察したいものです。
もっとも、梅の咲く頃ですから‥まだ寒くてチョウたちはお出ましなしでした。
ギンイチモンジセセリ、実物はまだ見たことないです。
見沼田んぼは、お住まいから近そうですね‥暑いなか、お疲れ様です。
銀条が薄いのも、味があります。
個体差でしょうか最後の子は銀条がはっきりしていますね。
軟弱なgrassmonblueは暑い時の河原は敬遠していて、夏型は見たことないのです。
4月末にこの場所で、1化を見つけました。
春は気候も穏やか、草丈も低い、個体数も多い!
さらに名前のもとになっている銀条の線が明確で
綺麗と4拍子揃っています。
来年の4月末でも1化を一緒に探してみましょう。
この時期は数も少なく、暑くて大変でした。
ご紹介頂いた「原色蝶類検索図鑑」によると
①発生回数は地方により異なる。
②東京付近では年2~3回発生
③年3回発生する地域では4月下旬、7月下旬、
8月下旬に多い
と記載があり、これをベースに調査しました。
他の人のブログによると4化発生する場合
もあるそうです。
最後の写真は、説明が悪く申し訳ありません、
1化(4月末の春型)です。ゆえに明瞭な銀条
の線が見られます。
下から2番目が、2化(7月末撮影)です。
銀条の線の明瞭さは
1化>>2化≧3化のように思いますが?
比較の為に掲載いたしましたお手数ですが、
確認お願いします。
根性の全く無いヒメオオは、プチ遠征先の
比企丘陵で2化を、北本で3化を、
何れもほんの数分探して直ぐに諦めました!