台湾にも日本にも生息するタテハたち
2018年 05月 20日
小さ目だし、後翅表も幾分小さい気がします。南に
行くとそんなものでしょうか。
太陽を背景のアオタテハモドキ、
素敵な構図です。
こんな標高の場所にいるとは・・
八重山ではどちらかというと低地のイメージですよね。
テングチョウは日本よりも朱色の面積が小さいようですね。
ガイドのI氏の話では西表島の大原で沢山発生していたようです
自然教育園でも今年はテングチョウをよく見かけます
今後増加するかもしれません
コミスジも10年ほど前から急増しました
コムラサキが細々ながら定着したようです
全く違う種類が殆どなのか と思っていました。
テングチョウの赤紋の大きさまで気づき
ませんでした。確かに日本の図鑑に掲載
されている個体より赤紋が極めて小さい
ですね!
今後、関東平野および八重山諸島でも注
意してテングチョウ表翅を撮影してみま
す。
「ヒオドシチョウ」は今回、偶然に大発生に
遭遇したようです。通常台湾では「不常見」
種のようです。
「テングチョウ」は東北南部から八重山諸島
にかけて広く分布していますが、その差異に
ついて今まで考えていませんでした。皆さん
のご指摘の通り赤紋の面積に差異があるので
今後、八重山諸島の個体も含めて注意して観
察したいです。
上巴陵では上記のタテハ仲間だけでなく
タイワンモンシロチョウなどのシロチョウ類
ウラナミジャノメ(日本のウラナミジャノメの亜種)
などジャノメチョウ、ヒカゲチョウの仲間
に混じって
キシタアゲハ、アオスジアゲハなどのアゲハチョウの仲間
と数だけでなく多彩な蝶が舞っていました。