ヤエヤマボタルの光跡ほか in2017.03.16~19②
2017年 03月 26日
「ヤエヤマボタル」の光跡撮影でした。ヤエヤマボタルはヒメボタル
の仲間の小さな陸生蛍です。発生時期は西表島では3月、石垣島では
4月です。
今回はツシマウラボシシジミの域外飼育を手伝っている仲間のNさん
Iさん、更にブログ「徘徊」のShinさん合わせて4人で撮影しました。
私は4回目(以前は4~5月に撮影)でしたが他の3人に比べて腕が悪く
その時の雰囲気の半分程度しか再現出来ていません(涙)。
ヤエヤマボタルの光跡を撮影した後に案内人の入野さんに見つけて
いただいたのが、「オオシママドボタル」の幼虫です。恐竜のような
怪異な雰囲気が格好イイと思ったヒメオオです。
uke-en さんの質問↓に答えてオオシママドボタル幼虫の拡大写真を
掲載します。上部が頭と思われます。
こちらは光らない、昼光性蛍「ベニボタル」です。赤紅色の上翅が
とても鮮やかでした。
「ダンダラテントウ」は地域個体差が大きいテントウムシです。
生息北限に近い関東地区では名前と違ってダンダラ模様が少なく
ほぼまっ黒で少し赤い模様があるだけです。南下するに従い赤い
模様の部分が広くなり沖縄本島ではほぼ半々、この西表島産は、
大部分が赤くなっています。
「ジュウニマダラテントウ?」はオレンジ色の地色がとっても
鮮やかでした。
第二の目標がシュモクザメのように目が飛び出たシュモクバエ
です。
同じ痩せたハエ仲間ということでテツイロビロウドセセリを探
している時に入野さんに見つけてもらったのは「アシナガマダ
ラヤセバエ」です。長い白い前脚を擦っている姿が愛らしいで
すね!
このような黄と黒の蜂はアシナガバチにしてもスズメバチにし
てもスリムで硬質な体を持つ種が多いのですが、「アカアシハ
ラナガツチバチ」は見ての通りズングリ体型で毛がモフモフ生
えていて可愛く感じました。
シュモクバエは「アメンボの仲間」や他のコバエの多い薄暗い
渓流沿いに生息しているとのことで入野さんと西表島、石垣島
の渓流を探してみましたが、今回は気温が低く残念ながらシュ
モクバエには出逢えませんでした(涙)。次回の楽しみといた
します。
in2017.03.16~19八重山諸島遠征つづく
現地で見たら感動するでしょうね!!
「ダンダラテントウ」はお面のようで、なかなか楽しいデザインをしていますね~。
蝶のみならず、様々な昆虫に深い関心を寄せられるヒメオオさんは凄いです!
やえやまぼたるの光の跡が綺麗に撮影出来ていて
面白いですね!どうやったらこのような写真が撮れるのか
さすがはヒメオオさん!!
オオシママドボタルの幼虫凄い格好いいですね!
僕もこの容姿好きですねェ。
ダンダラテントウも凄い格好良いです!!
アカアシハラナガツチバチもいいですね!
強そうな蜂ですね。
形の変わったハエも居ると聞いていますが、小さくて見るのも困難でした。
お帰りになった後、与那国でシロミスジの初撮りも成功し、楽しい旅でした
した。^^;
オオシママドボタルの幼虫は奥の影と前胸部と頭部を合わせて翅に見え、頭部がどこか係りませんでした。触角らしきもの(脚?)も
見えるので余計です。
ゲンジボタルなどの幼虫と同じような形態と思えば、らしくなって
きました。(^^ゞ
ムラサキシジミが昨日翔んでいましたが、2頭は本日もまだ越冬中
です。
その発想だけでもすごいですがしっかり撮られているのでびっくり。
八重山ではホタルは幼虫しか見た事がないのでこの幻想的な写真には憧れますねえ。
ダンダラテントウというのも面白い柄ですね。これで色々変異があるとなると探してみたくなりますね。
目にした光景を半分も表現できなくて不満との事
ですが、十分見栄えのする光跡が撮れていると
思います。
内地はゲンジやヘイケの多産地が減ってしまい、
豊富な光跡が撮れる場所は少ないと思います。
30年以上前のヘイケボタルの乱舞を思い出しました。
日本ブラリ
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e0180612_14212617.jpg
春の到来を告げる梅の花の撮影に鈴鹿へ行って来ました。
鈴鹿の森のしだれ梅も美しかったのですが、鈴鹿山脈をバックにした”いなべ梅林”はそれ以上に美しく撮影意欲がわいたのですがカメラを構えたところカメラが故障しており撮影不能になってしまいました
梅の花だけでなく”三連式アーチ眼鏡橋”を通る黄色の列車を撮れなかったことが痛恨の極みです。
来年は万全を期して再度チャレンジしてみたいと思います。
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# by nihon-burari | 2017-03-31 14:13 | 小旅行 | Comments(0)
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いつも日本ブラリをご覧いただきありがとうございます。
以前に、撮りためた写真(フィルム)をアップするのに、フィルムを1コマ1コマルーペで確認した後、デジタル化したものをアップするので時間がかかりますということをお知らせいたしましたが、私自身が体調を崩してしまいさらに更新に時間がかかってしまっています。
楽しみにしてくださっている皆様には申し訳ないですが、更新のペースが遅くなってしまいます。体調は徐々に回復していますが、体に差し支えないペースで更新しますので、更新の期間が空いてしまうかもしれませんが、引き続き日本ブラリをよろしくおねがいします。
人家も少ない西表島のさらに山中で、
この日は曇天なので月や星の光も無く
蛍の光以外は全くない真っ暗闇です。
その中でリュウキュウアオバズクや、
リュウキュウコノハズク等のフクロウ
の仲間と思われる鳴き声が聞こえてき
ました。
甲虫は小さく、夜行性の種も多いので
私にとって写真を撮るのは難しい仲間
です。今回はハンミョウや、カミキリ
ムシ、タマムシなどの美麗種には出逢
えなかったものの満足の撮影行となり
ました。