関東の冬を過ごすチョウ以外の昆虫たち in2016.12~2017.01
2017年 01月 29日
冬尺蛾探しと、3月開催される「野生生物写真展」の出品する
ために出かけた埼玉県中部の公園の入口で
「ウスバフユシャク?」雄が見つかりました。良く見ると右手
上の翅の下に何やら脚が!!!!!
横から写すとはっきり分かりますが交尾ペアでした。
in2017.01.29埼玉県中部の公園
ほぼ同じ場所で昨年末見つけたのはこの冬尺蛾雌です。
雌のみでは、私には同定お手上げです。
in2016.12.30埼玉県中部の公園
ムラサキツバメとムラサキシジミの観察ポイントの近くで
「シロオビフユシャク?」雄が見つかりました。
白と灰色と基調にした白黒写真のようなモノトーンの色合い
の翅がとっても綺麗でした。
in2017.01.03見沼田んぼ
特異な形状の「ブドウトリバ?」は結構寒さに強いようで継続的
に観察しています。
in2017.01.14見沼田んぼ
埼玉県中部の公園では冬尺蛾の仲間、ブドウトリバだけでなく
何とこの時期「シラフクチバ」??と思われる蛾も見つかりま
した。
in2017.01.02埼玉県中部の公園
冬尺蛾と並んぶ冬の蛾というと「キノカワガ」でしょう
in2017.01.28見沼田んぼ
この場所のキノカワガは石が好きなのか狛犬
in2017.01.14見沼田んぼ
石灯籠で冬を過ごしています。
in2017.01.03見沼田んぼ
そればかりではないだろうと樹の幹を探すと桜の幹でも1頭だけ
ですが見つけることが叶いました。どこに居るか分かりますか?
in2016.12.29見沼田んぼ
冬でも元気な昆虫は尾(産卵管?)の長い「コカゲロウの仲間」
特異な顔を持つ「イダテンチャタテ」雌などもいました。
in2016.12.30埼玉県中部の公園
集団で越冬する甲虫類というとテントウムシの仲間でしょう
まず「キイロテントウ」
in2017.01.14見沼田んぼ
「ナミテントウ」「カメノコテントウ」などの集団も観察出来ました。
in2017.01.22ぐんま昆虫の森
「ナミテントウ」と「カメノコテントウ」は一緒に越冬しているのですね、これだけ仲間がいれば心強いでしょうね
「シロオビフユシャク」雄のお写真、周辺の様子もよくわかり、イイ雰囲気ですね♪
とても羨ましいですね!
シロオビも可愛いです。
こちらはまだ2ヶ月早いです。
3月になれば北海道もフユシャクが出始めます。
また探しに行きたいです。
他の蛾も出ているんですね、いいですね!!
たくさんの種類のフユシャクを見つけられましたね。
今シーズン、いつも探索する場所ではフユシャクが少なかったです。
何が影響したのか分かりません。
テントウムシの集団越冬、一度見てみたいです。
何かあるのでしょうか。
シロオビフユシャク?♂、なかなかきれいですね。
ちょっと青みがかったモノトーンが素敵です。
ブドウトリバ?も今頃にも羽化するなんて知りませんでした。
思えるようになりましたが、美的感覚がズレてきているの
でしょうか。若しかすると、美的感覚など元々なかったと
か・・・
写真ではテイルが1本に見えますが、2本でしょうか。産
卵管はないそうなので、単なるシッポですね。
私は蛾の仲間は全く見つけられません^^;
チャタテムシの仲間は過去何度か見て
けっこう注目しています。
なんか、横から見た姿がかっこ良くて。
テントウムシの宝箱、すっごーー(◎-◎;)!!
ぐんま昆虫の森の中にはテントウムシたちの
越冬用の家が置かれているので彼らの冬越し
の様子が簡単に観察出来ます。ナミテントウ
と比べてカメノコテントウは圧倒的に大きい
ので混じっていてもとても存在感があります。
埼玉県中部の公園をのぞくと越冬チョウ
探しの合間にフユシャクガを探していま
す。蟲が少ないこの時期だけに狙いの蝶
が見つからなくともフユシャクガが見つ
かると嬉しく思います。
「シロオビフユシャク?」雄は、
白と灰色とを基調にしたモノトーン
っぽい色合いがとても綺麗でした。
秋がほとんどなく一気に冬になった
ので「ブドウトリバ」も生き延びて
いたのかもしれません。