見沼田んぼムラサキシジミ越冬継続中 in2016.12.11~2017.01.14
2017年 01月 14日
まずはA群です。増減あるも最盛期の5頭を維持しています。
次はB群です。最盛期の4頭から2頭減少し2頭になりました。
C群は、3頭を維持しています。
今日1月14日は、強い寒波が関東平野を襲い観察中はご覧のとおり
の降雪となりました。ムラサキシジミD群&ムラサキツバメB群付
近からムラサキシジミC群、ムラサキツバメA群方向にカメラを向
けてみました。
in2017.01.14見沼田んぼA~C
今季、見沼田んぼで越冬中の「ムラサキツバメ」、ムラサキシジミ
の観察結果を表にまとめてみました。
in2016.12.11見沼田んぼA
A群の状況です。林縁から1mほど林内に入った地面から高さ2m程
度の場所に形成されています。
in2017.01.08見沼田んぼB
B群の状況です。道路沿いの桜並木から5mほど入った明るい林の中
に形成されています。こちらは地面から高さ1.5m程度の場所です。
in2017.01.08見沼田んぼC
C群はムラサキツバメA群から5m程度離れた場所の枯葉の中に形成
されています。これも高さは地面から2m程度です。
in2017.01.03見沼田んぼE
D群はムラサキツバメB群の横に1頭だけで越冬中です。この個体は
E群です。ウラギンシジミのペアAを撮影していて見つけました。
私の「越冬ムラサキシジミ」というイメージにピッタリした枯葉の上
、単独個体、林縁部に近い林の中で越冬していました。
in2017.01.03見沼田んぼC
in2016.12.29見沼田んぼC
C群は枯葉が固まった中で越冬しているのでA~E群の中で個体数が
3頭で12/23から最も安定しています。但し、各個体の位置・向きが
変わっているのが面白いです。
in2016.12.23見沼田んぼC~Dポイント付近
外気温が20℃近くまで上昇した12/23は綺麗な雌個体が舞い出てその
美しい表翅を見せてくれました。
in2016.12.23見沼田んぼA
A群4頭で右向き1頭、左向き3頭です。
in2016.12.18見沼田んぼC
C群はこの時点では2頭です。
in2016.12.18見沼田んぼA
A群は安定して個体数が多くこの時点でも5頭です。
in2016.12.23見沼田んぼB
B群は、この写真では3頭しか判別出来ませんが、彼らの直上に
もう一頭の個体も越冬しています。あわせて4頭です。
in2016.12.11見沼田んぼA
A群は、最大の5頭なのでアップで写すと迫力を感じます。
これではどこにいるのか全く分かりませんね!
でもヒメオオさんはちゃんと見つけて撮影いていらっしゃって凄いですね!!
最近目が悪くなってきたので、以前より小さい虫を見つける自信がないです(泣
この寒波を乗り切れば行けそうですね!
昨冬はムラサキツバメの越冬集団を見付けたのですが、この冬は見付けられませんでした。
本年もよろしくお願いいたします。
貴兄や、clossiana さんの爪の垢を煎じて飲んで
エクセルにまとめてみました。
各集団の配置図も作成したのですが、流石に掲載す
ると外乱の恐れがあるので今回の掲載は見合わせま
した。
手を伸ばしてオートフォーカス機能で撮影したコマ
もありますが、自撮り棒は使っていません。
ウラギンシジミは、今季目まぐるしく場所が変化する
ので観察が追い付いていません。
キタキチョウは、見つけたと思ったらその次の週には
見失うということが続いています。
こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。
これだけきちんと記録をとられるのは大変かと思いますが、変動の状況がよく分かりました!
ムラサキシジミ、ムラサキツバメともに目を見ているととても健気に感じます。
今季の観察までムラサキシジミは基本単独越冬と
考えていました。今季の観察により昨年度までの
10:00~13:00の観察は、越冬巣が一番少ない
時に行っていたことによるということが分かりま
した。
外気温が10℃程度で陽射しがあり、風が弱い日
の10:00~13:00頃に、飛び出して綺麗な表翅
を見せてくれること
自宅の近くで自転車で1日のうち何度でも訪問出
来ること
で時々経時的な観察を行いました。
おかげさまで、私が今まで観察していたのが
10:00~12:00なので一番越冬巣に残留してい
る個体が少ない時間帯であることがわかりました。