見沼田んぼで冬を過ごす蟲たち in2016.12.23&29
2016年 12月 29日
見沼田んぼのとある神社の石灯籠には
何やら翅の矮小化した渋い蛾が止まっています。
冬尺蛾の仲間の「クロオビフユナミシャク」の雌かな?
草むらにカメラを向けると写真の上下の中央付近の右端と左端に
枯れ枝に目が付いた蟲が止まっています。
見つかりますか・・・・
「ホソミオツネントンボ」の越冬型と思いますが間違っていたら
ご指摘お願いします。
この日は昼を過ぎると気温が20℃近くに上昇し、北風を遮る南向
きの陽だまりには1頭だけですが「ヒメアカタテハ」が舞い出て
くれました。
ヤツデの葉をめくると
小さな白っぽいヨコバイの子供
白っぽい子より大きい赤っぽい個体が見つかりました。
in2016.12.23見沼田んぼ
こちらは緑っぽい個体です。
「クロスジホソサジヨコバイ」です。どちらが頭か面白い蟲です。
赤い個体が雌、緑っぽいのが雄のようです。
クロオビフユナミシャクの居た石灯籠の前の狛犬には、肩に立派
な角を持つ「ウシカメムシ」が鎮座していました。
しかしながら小さく凹凸の激しいカメムシなので撮るのに結構苦
労しました。
in2016.12.29見沼田んぼ
石に止まる昆虫、渋い!
色合いも形もうまく溶け込んでいて、写真も大変かと思いました。
ヒメアカタテハが鮮やかで綺麗です。
越冬前には思えませんね。
ヤツデの葉裏の観察、私も昨年行いました。
沢山の昆虫が潜んでいて楽しいですよね。
今年もあと2日ですね。
良いお年をお迎えください。
まき菱に使えそうな感じに見えました。立体感覚の乏しい私では
背中から見ないとどんな姿かなかなか思い浮かびません。
興味がないとヨコバイの幼虫は成虫の縮小版なのだろうとしかイ
メージしたことがありません。観察してみようかと考えさせられ
ました。また同定に苦しみそうですが・・・(^^ゞ
石や偽木などに昆虫たちが止まっていると
如何に擬態しても何とか見つけることが出
来ます。
ウシカメムシや、クロオビフユナミシャク
は憧れていた蟲なので、これらとの出逢い
はとても嬉しいです。
ウシカメムシを生まれて初めて自力で見つけた
ので狂喜したヒメオオです。この子はまさに撒
きビシのようで痛そうです。
ヨコバイの仲間は殆ど門外漢ですが、何故か高
い(ヒメオオ的にはですが)図鑑を購入して生
きている姿と全く違うと文句を言いながら眺め
ています。
小さい体なのに、凄いと思います。
ホソミオツネントンボを見つけると、嬉しくなりますね♪
ヒメアカタテハはこの時期でも頑張ってますね!
ウシカメムシ、面白い形態ですね~、お見事の発見ですね!
今年も明日を残すのみとなりました。
良いお年をお迎えください!
カゲロウ、アブ、ハエ、ヨコバイ、蛾の仲間も含めて
探すと寒い林や、草原の中でポツポツ蟲たちを見つけ
ることが叶いました。
ウシカメムシは大好きなカメムシの筆頭で、更にこの
個体は自力発見第一号なので見つけた時、非常に嬉し
かったです。
このポイントで、11月初めから越冬蝶観察を行っています。
11月よりオツネントンボの仲間が生息していることは掴んで
いました。
これまではチョウ撮に集中していたので撮り漏らしの連続で
した。
23日は蟲友が見つけてくれたので、やっと写すことが叶いま
した。
貴兄のTG4の深度合成機能で撮影された「ホソミオツネン
トンボ」の画像は凄過ぎです!
今年は色々とコメントや応援頂きましてありがとうございます。
また来年もどうぞ宜しくお願い致します{/hiyob_en/}{/hiyob_en/}{/hiyob_en/}
体に気をつけて良いお正月をお迎え下さい(。ゝ∀・)ゞヨロシクゥ♪
なんだか石にも心があって
語り合っているようにも見えました。
また木の枝に擬態したようなオツネントンボ、
こんなに細い体でどうして冬の寒さを凌げるのでしょうね?
クロスジホソサジヨコバイ、真冬に特にメスの赤は
目を覚ましてくれそうですね!
ウシカメムシはまだ一度しか出会ったことがありません。
立派なカメムシさん!
今年も一年間、お世話になりました。
また来年度もどうぞ宜しくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。