ツシマウラボシシジミの域外飼育 2015~2016
2016年 07月 02日
ツシマウラボシシジミが域外飼育されている足立区生物園で本日から
公開されるとのことで出かけてきました。
*********************************
2015年9月12日ツシマウラボシシジミの求愛シーンを観察出来ました。
彼らの子孫が無事越冬して本日目を楽しませてくれました。
*********************************
新鮮な卵は本日見つけて撮影叶いました。特徴的デインプル模様です。
*********************************
幼虫への餌やりの手伝いをした時の画像から
今日出逢った成虫と同一個体かもしれない孵化シーンです。卵から出し
た顔が可愛いですね!
今度は脱皮直後の幼虫です。右上奥に脱皮した抜け殻が見えます。
in2016.06.04東京都心の公園
*********************************
雄の表翅の輝きを狙って飛翔撮影を行いました。何度か挑戦してみまし
たがそれなりにしか撮りこめませんでした。
逆に裏翅の方は運良く綺麗に撮れました。
本日から一般公開とのことで
「buttfflow」さん、Kさん 、「mikiosu」さん等と賑やかな撮影会と
なりました。
次の世代へ子孫を増やして末永く生き延びて欲しいですね!
in2016.07.02足立区生物園
ツシマウラボシシジミの公開については「足立区生物園」へ
ツシマウラボシシジミの飼育手伝いについては「日本チョウ類保全協会」
へお問い合わせください。
現地ではお世話になりました♪ おかげ様で滅多なことでは撮れない卵まで撮影できました。
小さな小さなツシマウラボシシジミの飛翔シーン、お見事ですね!
自分も少し撮りましたが、もっと頑張らなければ…(笑)。
保護にあたった皆様の努力が実を結んでいることに感謝したく思います。
遠くてなかなか見に行けませんが、
貴重なチョウがお写真で拝見できて嬉しいです。
くっきりと黒い紋が見えていて素敵です。
卵や飛翔写真からも臨場感が伝わってきました。
ツシマウラボシシジミの裏面にオレンジ色のラインがあって綺麗ですね。
お世話された卵や幼虫が成虫となって飛んでいるかもしれないと
思えば、うれしさも人一倍でおられましょう。裏側のかわいい
黒点もさることながら、黒をバックに青い表翅と黄色い花が浮き
上がるさまなども美しいと思います。
絶滅が心配される蝶を、このような形で飼育されているスタッフのみなさんの努力に敬意を表します。
ツシマウラボシシジミの求愛活動の写真、とてもいい瞬間を捉えられていますね。
ヒメオオさんならではの視点が写真の随所に感じられます。
こうして目の前で見られるだけでも、幸せなことですよね。
卵まで見せて頂き、ありがとうございます!
求愛シーンにじーんときちゃいました。
純粋に、生きる 懸命に、生きる
人間が、たぶん最も忘れていることなのでは・・って。
北区はちょっと遠方過ぎる!
いつか出かけてみたいと思う。
最後のツシマウラボシシジミ‥ドレスを纏っているよう。
今朝のニュースで昨日、小川町でオオムラサキの放蝶イベントがあったそうです。
活動に取り組まれている皆さんのご努力に感謝です。
1枚目のお写真、チラッと見える表翅の煌めきが美しいです!
自然の中で命を繋げるようになることを願います。
ひょっとしたらと卵を探してみて大正解でした。
昨年秋にも飼育中の卵を撮影しましたが上手く撮
れていなかったので今回とても嬉しかったです。
飛翔撮影は何百コマも写した中に↑の掲載したコマ
だけが何とか撮りこめていました(汗)。
ツシマウラボシシジミの幼虫飼育の手伝いを1日だけ
行いました。
毎日餌やりを行わなければいけないので、飼育を行っ
ている足立区生物園や、多くのボランティアの皆様に
感謝いたします。
ツシマウラボシシジミは、沖縄本島や西表島に生息している
リュウキュウウラボシシジミより少し大きく感じました。
裏翅の模様はご指摘のあったオレンジの列を除くとソックリ
です。
ほぼ毎日飼育されているボランティアの皆様には頭が下がり
ます。
ツシマウラボシシジミの幼虫飼育は、1日だけ
お手伝いしただけです(冷や汗)。
卵や若齢幼虫は兎に角小さくヒヤヒヤしながら
お手伝いしました。大部分が無事、蛹化~羽化
したようで嬉しかったです。
ツシマウラボシシジミは、対馬における自然界では年5化
、足立区生物園における飼育下では年3化と多化性のため
その途中の何処か1化でも命の連鎖が途絶えると絶滅して
しまいます。よっていまだに綱渡りの状況が続いています。
対馬の域内飼育、長崎、足立区生物園の域外飼育とが連動
してDNAの多様性を保ちながら何とか生き残って欲しい
ものです。
ツシマウラボシシジミは、日本では長崎県の対馬に
僅かに生き残っている小さなシジミチョウです。
環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧Ⅱ類です
が、鹿の食害等により激減して、2014年には自然
界でほぼ絶滅状況となり、日本の蝶の中では最も絶
滅が危惧されています。
2014年から域外飼育&域内飼育&域内保全活動をは
じめ、命を繋いでいるので、何とか自然界で復活して
欲しいものです。
足立区生物園は、東武伊勢崎線竹ノ塚駅から徒歩
で20分程度の場所にある公園の中にあります。
チョウなどの昆虫だけでなく、金魚などの魚や、
野鳥や、哺乳類、爬虫類等々の小動物も飼育して
います。
ぜひ一度訪問してみてください。