棘のあるもの輝くもの半翅目色々 2016.05~06
2016年 06月 25日
半翅目の仲間「タケウチトゲアワフキ」です。
背中にある弓状の大きな棘が格好良く、黒い目が愛らしい
昆虫ですね!
タケウチトゲアワフキの幼虫は、上の写真のようにシナノキの
枝に石灰質の巣を作るそうです。
2016.06.18埼玉県内某所
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5月25日、仕事に出かける為に自宅を出て大宮駅に向かって歩い
ていると玄人さん好みの黒白模様をした「ヨコヅナサシガメ」が
歩いていました。少し恐ろしそうな昆虫です。
「ヨコヅナサシガメ」の前脚、中脚に赤い蟲?が付いています。
どうもダニの仲間のようです。
2016.05.25埼玉県さいたま市大宮区
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裏高尾の林道で開催されたチョウの観察会の時に見つけたのは
「アカスジキンカメムシ」です。まずコンデジのスーパーマクロ機能
で撮影し
次にデジイチの105㎜マクロレンズで撮影しました。
輝く黄緑色の金属光沢の地色と薄いピンクの筋がとても綺麗でした。
2016.05.15東京都郊外
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西表島の草むらでチョウと一緒に観察出来る半翅目の仲間は、
「イワサキクサゼミ」です。ノンビリした蝉でカメラが触れる
ほど接写してもまず逃げません。
下の写真を「uke-en」さんのように注意して見ると胸部と中脚に
赤い蟲が付いていました。
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下記↓uke-enさんのコメントをコピペします。
セミやクモに寄生するカベアナタカラダニだそうです。その
筋では有名みたいで、一応人には無害だそうです。
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赤・黒・白の樹脂細工のような「クロジュウジホシカメムシ」は
西表島では結構見つかりますが、石垣島には少ないそうです。
「ナナホシキンカメムシ」は集団の輝きも凄く綺麗ですが、
木漏れ日による微かな煌めきには魅せられました。
in2016.05.04~07石垣島&西表島⑧
を見かける程度で、こんな立派?なのは見かけませんよ。ヨコヅ
ナサシガメの幼虫(成虫と変わらない姿)は集団越冬するそうで
すから食指が動きませんか。^O^
赤い虫のところに私のトップをリンクされてもどなたも何のこっちゃじゃないでしょうか。ヒカゲチョウの記事に自力でリンクし
ておきましたよ。(^^ゞ
ところでこの赤いものは、昆虫エクスプローラさんによればダニ
だそうです。ヨコヅナサシガメの写真には数個ついていました。
暗合ですねぇ。
日頃チョウの写真ばかり撮っている私には、
すごく新鮮な気持ちで拝見しました。
タケウチトゲアワフキ、表情がいいですね!
石垣島のカメムシ、私は10月に集団の姿を見ました。
ほんと綺麗ですね。
ヨコヅナサシガメ幼虫の越冬集団は、
「北本自然観察公園」や「ぐんま昆虫の森」
の里山環境で観察出来ます。
貴兄ヒカゲチョウの記事へのリンクありがと
うございました。
ヨコヅナサシガメの写真を拡大して追加掲載
しました。
私もチョウを中心に写真撮影していますが、
カメムシ、アワフキ、セミ、甲虫など他の蟲
たちも特徴的で撮影意欲を掻き立てられます。
ぜひ色々撮影に挑戦してみてください。
イワサキクサゼミ、面白いセミですね~♪どんな風になくのか聞いてみたくなります。
ナナホシキンカメムシ、グリーンの輝きが美しいですね!
集団の輝きも拝見しましたが、凄い虫景でビックリでした!!
南国を感じますね。
筋では有名みたいで、一応人には無害だそうです。
もともとカブトムシやクワガタムシの飼育を
行っていてチョウの撮影を始めたので動く生
き物であれば何でも興味があります。
イワサキクサゼミは小さな蝉ですが意外と大
きな声でジー・ジーと鳴きます。
タケウチトゲアワフキの容姿がなかなか格好よいですね、タケウチとは人の名前でしょうけど、蛾や、カミキリムシにもタケウチと付いた昆虫がいますね、同じ人なのか気になります(^-^)
イワサキクサゼミは、シジミチョウやシロチョウの仲間が
居そうな草の上に止まって吸汁したり、鳴いたりします。
八重山諸島のシジミチョウの仲間は関東地方より小さい種
が多いので、イワサキクサゼミはそれほど小さく感じませ
ん。4月末~5月初めは個体数が多いように感じます。
ナナホシキンカメムシは11月頃に大集団を形成することが
あります。
シダの葉影に止まるナナホシキンカメムシ、こんな背景で撮影すると素敵な写真になりますね。
少し逆光気味ですが、鈍い光沢感がとてもよく表現されていますね。
蝶の方に目移りして、いつも後回しになりがちです。