都心の森で夏トラフと遊ぶ in2016.06.04
2016年 06月 04日
絶滅が危惧されるツシマウラボシシジミ幼虫の餌やりの手伝いに
今日、都心の森に出かけてきました。
まず登場してくれたのは少し痛んだ「ウラナミアカシジミ」です。
ツシマウラボシシジミ幼虫の餌やりが終わって見回ると
「アオスジアゲハ」
左下の「カラスアゲハ」、右中央「コミスジ」も登場です。
朝一番ツシマウラボシシジミ幼虫の餌やりの前に、葉の上で
路上で、真上から撮影したこのチョウは
「トラフシジミ」の夏型です。逆光の縁毛の輝き、順光の淡い模様
いずれも大好きです。
痛んだ個体ですが吸水する個体も観察出来ました。
開翅を期待すると、一瞬ですが表翅の輝きを見せてくれました。
in2016.06.04おわり
ンスの逃さず流石と思いつつ、うらやましいです。
本日も真昼間タヌキとお見合いしたのに、レンズを向けたら逃
げられました。(泣)
開翅も撮影されて羨ましいです。
それにしても、ここはあの繁殖を行っている施設の周りなのですか?
と思いましたが、さすがに違いますよね。
私は今日生まれて初めてオオミドリシジミを見られて、良い日でした!
ツシマウラボシシジミに餌やり、保護に協力されていて
素晴らしいです。
夏型のトラフ、春とは違った色合いは不思議です。
表翅まで魅せて、ヒメオオさんの前でリラックスしたのかなと思いました。
ツシマウラボシシジミの成虫は、対馬、長崎、足立区生物園
だけでで域内・域外飼育していますが、
幼虫は、この都心の公園でも域外飼育しています。
この都心の公園は、トラフシジミ密度が比較的高く毎年春・
とこの時期訪問しています。
今回は、ツシマウラボシシジミの幼虫の餌やりの手伝いが主
目的だったのでジックリ撮影できず残念でした。
昨日のツシマウラボシシジミの幼虫の餌やりの手伝いは、
幼虫や卵が1頭づつ入ったシャーレから、古い餌や幼虫の
糞を取り除き、
諸先輩が苦労されて集めた食草を適当な大きさに切って
シャーレに入れる
といった簡単な作業でした。
卵から孵化する幼虫や、脱皮直後の幼虫なども観察出来
て、楽しみながら(諸先輩の邪魔をしながら?)お手伝
いしました。
あの後はほとんど姿を見せてくれませんでした
これから雨の日が続き、トラフの開翅はおそらく来年まで期待できないでしょう。それでも江戸っ子ミドリヒョウモンやオオウラギンスジヒョウモンの羽化が期待され、梅雨にも負けずできるだけ通うようにしたいです。ヒメオオさんも遠路ご苦労様ですが通ってみてください。
都会の真ん中に、こんなに素晴らしい自然豊かな公園があるのですね。
ウラナミアカシジミがいて、トラフシジミがいて、十分に楽しめそうです。
いつの間にか、模様が夏型に変わりましたね。
この公園周りは、ビル、一般道路、高速道路に
囲まれているので、公園の中にいても車の騒音
や、人の声が聞こえてきます。
但し、トラフシジミ密度が高い?のかタイミン
グが合うとトラフシジミに出逢うことが叶いま
す。
トラフシジミの表翅の輝きは、
裏翅の模様がクッキリした春型より
この裏翅の模様が地味な夏型の方が
一層鮮やかと推定しています。
カラスアゲハ&コミスジ×2が止まって
いましたが、105㎜マクロとコンデジし
か持っていなかったので↑の写真が限界
でした。