埼玉の冬を過ごす昆虫たち in2016.01.10~30
2016年 01月 30日
過ごしているのか観察してみました。
埼玉県中部の公園でまず見つけたのは「ウラギンシジミ」
です。まだ寒さが厳しくなかったこの時は5~6頭見つける
ことが出来ました。
「ウスバフユシャク雌」でしょうか?1月2日に交尾ペアを
見つけた直ぐ近くで冬尺蛾の雌を今季初きちんと撮影でき
ました。成虫なのに珍妙な形状ですね!
in2016.01.09埼玉県中部の公園
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珍妙な蛾というとこの「ブドウトリバ?」などのトリバガの
仲間でしょう。見沼田んぼのムラサキツバメの越冬集団のあ
る場所のすぐ近くの石灯籠に止まっていました。
in2016.01.10見沼田んぼ
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1月17日~18日にかけての大雪で
見沼田んぼのムラサキツバメの越冬集団がどうなったのか
心配になって出かけてみました。
集団の数が5→4頭に減ったものの1枚奥の葉の上に移って
元気に過ごしていました。
in2016.01.23見沼田んぼ
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心配していた1月23日~24日の降雪は殆どなかったものの
1月25日~26日の記録的な低温、1月29日~30日の氷雨が
ムラサキツバメの越冬集団にどのような影響を与えたのか
確認すると
残念ながら1頭に減っていました。この1頭だけでも冬を
乗り越えて欲しいです。
「ブドウトリバ?」のいた石灯籠には「キイロテントウ」
が3頭5℃程度の低温なのに元気に歩き回っていました。
他の生き物は・・・と探してみると蛾の幼虫?が見つかり
ました。
鍵コメ1さんのご指導でインターネット検索したところ
「ゴマフリドクガ」の幼虫のようです。
鍵コメ1さんご指導ありがとうございました。
in2016.01.30見沼田んぼ
何回も越冬中のチョウを観察に行かれて、
無事ですとほっとしますね。
私も同じ心境です。
もう少しの辛抱と応援したくなりますね。
翅の先が2つに割れてザリガニのハサミような(笑)
これほど細い翅ですと、飛びにくそうですね。
ウスバフユシャク雌もそうですが、蛾の多様性には
驚きました!
先日ツバキを撮っていてウラギンが見つかりました。
私も、ついつい探してしまいます。
今季は、特に多く見つけたかもしれない・・
虫って、ひたすら身を潜めているから
こちらがよくよく探してあげないと、
本当にその小さな存在は、見えてこないんですよね・・・
みんな、頑張れ、頑張れ!!
貴重な情報ありがとうございました。
野鳥、カメムシ、蜘蛛などから冬眠中も命を
狙われてので、どの個体も上手く隠れていま
すね!
私は根性も気力も少ないので、近くのチョウ
友の皆さん方に協力してもらっています。