情けは人の為ならず(オオトラフコガネ)
2015年 06月 14日
先週末に引き続き「オオトラフコガネ(オオトラフハナムグリ)」
探しに東京都山中に出かけてきました。
まず出逢ったのはテリ張りする「メスアカミドリシジミ」雄です。
僅かに見える表翅の煌めきが素晴らしいですね!
この日一番出逢ったチョウは「スジグロシロチョウ」です。
雄たちの求愛シーンや、雌の交尾拒否が観察できました。
オオトラフコガネが生息しているのでは?と勝手に想定して
いた山道をどんどん登ると「イチモンジチョウ」に出逢いま
した。大人しそうな個体だったので、魚眼レンズで接写しよ
うと近づくと舞い上がってしまいました。
天気がまずまずだったので先週出逢えなかった「オナガアゲハ」
オオトラフコガネならぬ「トラフシジミ」に出逢えました。
5時間以上山中を探し回ってオオトラフコガネ1頭も見つけ
られないので、メスアカミドリシジミのテリ張りポイントに
卍巴飛翔を観察できた時間帯に戻ってみました。
スジグロシロチョウ、ダイミョウセセリが近づくと追い払う
為にスクランブル発進しますが、ライバルが登場しないので
全く卍巴飛翔にはなりません(涙)。この場所は、長野県、
群馬県、兵庫県などのゼフィルスポイントと比較すると圧倒
的に個体数が少ないようです。
そこへ如何にもアマチュア昆虫写真家の2人組がやってきま
した。チョウを中心に昆虫を探しているとのことなのでメス
アカミドリシジミのテリ張り状況を説明しました。
逆に、ダメもとでオオトラフコガネについて聞いてみると丁
寧に探し方を教えてくれました。
それから教えていただいた方法で探すこと1時間、
1頭だけですが「オオトラフコガネ」の撮影叶いました。
まさに「情けは人の為ならず」だと思ったヒメオオです。
***************************
オオトラフコガネになんとか出逢えたので、ポイントを
麓の広場に移動すると新鮮な「メスグロヒョウモン雄」
が出てきて挨拶してくれました。
in2015.06.13東京都山中
オオトラフハナムグリ(コガネ)、当たりましたね!
地味なコガネムシが多い中、このコガネムシは別格ですね。
私も東京で撮影した個体は、同じような色でしたが、
以前、長野県で撮影した個体は筋がクリーム色でした。
地域差かもしれませんが…。
一見、目立つようですが、溶け込んでしまい意外に分からないものですね。
しかも、敏感で近づくと直ぐに飛んで逃げてしまいます。
オオトラフハナムグリとの出会い、おめでとうございます!
オオトラフハナムグリ、撮影おめでとうございます。
やはり探すにはコツがあるのでしょうね。
何年か前に一日に2個体見つけてからはお目にかかっておりません。
2匹ともすぐに飛んでしまい、素早く飛んで逃げる印象があります。
メスアカミドリシジミのブルーも魅力的ですが、
オオトラフコガネ、格好いい甲虫ですね。
模様といい、色といい何て素敵なデザインなんでしょう(^^♪
こんな虫だったら、探してでも撮りたくなりますね。
非常にアートな印象ですね!
撮影成功、おめでとうございます!
この美しい甲虫が東京にいるとは驚きです。
メスアカミドリシジミの表翅は緑というよりも青に近いですね、
これもまた綺麗で素晴らしいです!
オオトラフコガネの模様、素敵です♪
メスアカの輝き最高です。 midori
カミキリなんかも探し方があるように、コガネにもあっても不思議じゃないですね
素敵な恰好、模様をしたエキゾチックな雰囲気の甲虫ですね。
甲虫は全然詳しくないのですが、たまに素晴らしく綺麗なものがいたりすると、ついカメラを向けることもあります。
こんな素敵なコガネムシがいるなら、出会ってみたいもんです。
メスグロヒョウモンといえば、今年はこちらではこのメスグロとウラギンヒョウモン、クモガタの3種類の姿しか見えません。いつもならミドリヒョウモンが最も多いのですが、なぜか全く見かけません。
御地の方はどうですか?
想定外の場所で出逢ったメスアカミドリシジミの
金属光沢の輝きは目だけでなく心も奪われました。
オオトラフコガネは、頭部~胸部~上翅の模様も
大きな触覚も、撮影意欲を掻き立てられる甲虫です。
>オオトラフコガネの風貌、
>オオトラフハナムグリという別称
>から勝手にハナカミキリと同じよ
>うに明るい場所に咲いている花に
>集まってくるという思いこみ
と逆の場所を探すことが、コツのよ
うです。
オオトラフコガネ最高でした。
今年出逢ったヒョウモンチョウの仲間は
自宅付近では「ツマグロヒョウモン」
今回の東京都の山中で「メスグロヒョウモン」
の2種だけです。
そう言えばミドリヒョウモンには出逢っていま
せん。
了解しました。