八重山諸島のセセリチョウ in2015.05.02~05①
2015年 05月 06日
八重山諸島で出逢いたいセセリチョウの筆頭が、
この「テツイロビロードセセリ」です。
痛みが多少あっても、この裏翅の独特の色合いが、
何とも言えず素敵ですね!
生息地は、長靴でないと探索困難な西表島の低湿地帯
です。さらに撮影が難しいのは薄暗い夕方か、早朝を
中心に活動することです。まず、1頭見つけたものの
活発に飛びまわって止まってくれません。
成虫撮影はとりあえず諦めて、幼虫探しをすると、
まず「若齢幼虫」
次に「中齢幼虫」が見つかりました。
終齢幼虫ほど存在感は少ないものの面白い模様ですね!
食草の新芽をめがけて傷んだ雌個体が飛来してきました。
この蝶の表翅撮影は、次回掲載予定の「シロオビヒカゲ」
と並んで難関種なので、とっても感激です!
産卵しているようです。
飛び去った後探してみると今回は1個の卵を見つけることが
叶いました。
今回の八重山諸島は、セセリチョウの仲間は特に少なく、
その中でも比較的見かけたのはこの「クロボシセセリ」と
「クロセセリ」くらいでした。
5月の八重山諸島のセセリチョウというと、
やはり「アサヒナキマダラセセリ」だと思います。
西表島の「古見岳」↑や、石垣島の於茂登岳の山頂付近に生え
ているリュウキュウチクを食草にしています。於茂登岳では
数年前に展望を良くする為に学校のボランティア活動の中で、
生息地のリュウキュウチクを綺麗に伐採したそうです。
今回はなかなか見つからないので、伐採の影響を心配しました。
諦めかけた時、たった1頭だけですが挨拶にやってきてくれま
した。発生初期で個体数が少ないだけなら良いのですが?
石垣島の学校の先生や、指導者の皆さんアサヒナキマダラセセリ
の幼虫にも優しいボランティア活動よろしくお願いいたします。
in2015.05.02~05石垣島&西表島つづく
1枚目のお写真、裏翅の深いブルーの色合いがとても素敵で、
お写真を見て感動いたしました。
是非将来、撮影してみたいです!
アサヒナキマダラセセリにも出会えて良かったですね!
八重山に行かれていたのですね。
テツイロビロードセセリ、撮影おめでとうございます。
私はまだ見たことがありません。
ややブルーを帯びた、渋くしかも綺麗な翅ですね!
八重山の他のチョウもブログを楽しみにしております。
いきなり、テツイロビロードセセリですか(^^♪
撮影おめでとうございます。
不思議な色彩ですね。
アサヒナキマダラセセリも、なかなかお目にかかれない、
セセリですが、よく撮影されましたね。
十分の成果ではないでしょうか。
え〜 知らない蝶が載っている(汗
本を取り出し見てみると・・・
雌ですか?^^:
なんとも言えないビロウドの高貴な感じが伝わります
珍しい蝶を拝見し勉強になりました^^/
撮影おめでとうございます
沖縄に行っていたのですね。小生は10年以上行っていません。
テツイロビロード、アサヒナキマダラセセリともにまだ見たことがありません。
山のふもとでは、密漁されないように、吸蜜にくる草花を刈っている話も聞いています。変な話が多いですね。
アサヒナもテツイロも未だ見ぬ蝶ですが撮影は結構難しそうですね、おめでとうございます!
さすがです!!!
以前の続きを今頃???でした。
2年ぶりの西表島訪問だったので、
テツイロビロードセセリのポイント
の変貌には吃驚しました。
アサヒナキマダラセセリは発生初期
なのか、この1個体しか確認出来ま
せんでした。
今回は、魚眼レンズと200~900㎜
相当の望遠ズームを持参したので、
チョウを中心に色々な写真が撮影叶
いました。
蟲撮の移動を基本的に公共交通機関に
頼っているので、まとまった休みが取
れると遠征に出かけています。
南西諸島は、チョウだけでなく他の昆虫
も変わったものが多く1種、1種楽しく
撮影してきました。
アサヒナキマダラセセリの保護については
納得できないことが多いです。
単純に採取者を抑制するために極一部のエ
リアのパトロールを強化するのではなく、
きちんと蝶の生態を把握して、地域住民(
特に学校の先生や、子供たち)に理解させ
ることが必須と感じました。
4年前に初めて石垣島に訪問した時から
アサヒナキマダラセセリの生態を知らず
に保護活動を行っていると思われます。
保護活動している皆さん方に生態につい
てきちんと説明する必要があります。
八重山諸島は、沖縄本島と台湾の中間に
位置しているので、両島の影響を色濃く
受けています。
テツイロビロードセセリは、台湾には多
そうですが、八重山諸島では西表島でし
か見たことがありません。
テツイロビロードセセリ雌の表の写真は、
フィールドガイド日本チョウ発刊後撮影
された方がいるので、その画像に次回改
訂時に差し替わるかもしれません。
個人的には裏翅の微妙な色合いが大好き
です。
「でべそ」のヒメオオは、またまた
八重山諸島に出かけてきました。
今回は、望遠ズーム&魚眼レンズを
使って飛翔シーンを中心に撮影に、
チャレンジしてみました。
ぜひまたご覧ください。