オレンジの温もりと海を渡るチョウ in2013.12.28~2014.01.02⑧
2014年 01月 22日
鮮やかなオレンジ色とシッカリした黒の縁取りを持つ「スジグロカバマダラ」は強烈に
八重山諸島を感じさせるチョウです。個体数もリュウキュウアサギマダラに次いで多
く緑色の背景に生えて良い被写体となります。また、色合いからほのぼのした温もり
を感じます。
石垣空港で乗ったプロペラ機で低く「西表島上空」を渡ると30分程度で与那国島に
到着します。
飛行機のように海を渡るチョウとして有名な「アサギマダラ」は、
石垣島、竹富島ではやや傷んだ個体を
与那国島では、羽化直後のような新鮮な個体を
一昨年以上に比較的多く観察できました。
「箱根山中で幼虫越冬」したり、「夏場薄暗い信州の山中で蛹になったり」
、国境越えて海を渡ったり、このチョウの生態は、不思議の塊りですね!
in2013.12.28~2014.0102八重山諸島つづく
与那国島の蝶は、石垣島とあまり変わらないようですね。
プロペラ機で30分で行ける島なんですね。
新鮮なアサギマダラが見られるのは、
この島で羽化しているからですか?
与那国島は、石垣島をずっとずっと小さくしたような島です。
基本的な蝶相は、近似しています。但し、台湾まで100km
程度の距離なので迷蝶が頻度多くやってくるそうです。
新鮮なアサギマダラは、島内の羽化または台湾からの飛来
の2つが考えられます。