埼玉県低地で山地性フユシャクガ探し in2013.12.21①
2013年 12月 21日
「今年も埼玉県低地でユキムカエフユシャクが発生しました。」と鳥蝶デビスコの
mtanaさんから先日連絡が入りました。
「ユキムカエフユシャク」という名前がまず風情がありますし、山地性なのに何故か
埼玉県低地に局所的に生息していることも興味深い蛾です。
蝶でいうと房総半島の「ヤマキマダラヒカゲ」という感じかな?
ポイントについてまず見つけたのが、「ウスバフユシャク」♂です。
冬尺蛾の中では極めて普通種とのことですが、自力で見つけると嬉しさ100倍です。
この場所は、ハンノキを中心とした雑木林です。
30分ほど探してみるも本命が見つからず諦めかけたら、mtanaさんが応援に登場
して、まず「キノカワガ」を見つけてくれました。キノカワガとは2年ぶりの再会です。
すると、私もキノカワガよりやや大き目で、縦長の蛾を見つけました!キノカワガとは
別種かな?どなたかわかる方名前教えてください。
「ごま」さん、「だんちょう」さんのご指摘によりhpで確認したところ「ミドリハガタヨトウ」
のようです。「ごま」さん、「だんちょう」さんのご指導有難うございます。
mtanaさんが直ぐに「ユキムカエフユシャク」発見です。
1頭見つけると次々にmtanaさんが見つけてくれました。
どの個体も白を基調としたモノトーンっぽい色合いが素敵です。
冬の風物詩「ウスタビガ繭」が、鮮やかな黄緑色をして、風に揺れていました。
in2013.12.21続く
ユキムカエフユシャクですか。惹かれますね。
細長い蛾は、ミドリハガタヨトウに似てます。
ご確認ください。
ウスバフユシャク♂は私の主フィールドでも出始めました。
例年より早い気がします。
ユキムカエフユシャクはまだ見たことがありません。
うちの近所でこれから出てくると思われるシロオビフユシャクと似ていますね。
いつか見てみたいです。
でも,内横線や外横線の曲がり方が違っていました。
更に,それらの線を縁取るように白い線がありました。
ウスバフユシャクの雌を見つけたいと願っています。