ムモンアカシジミ舞い、甲虫類の吸蜜する森 in2013.07.20③
2013年 07月 28日
東信の里山ではゼフィルスとしては発生が遅い「ムモンアカシジミ」が
既に発生していました。
深緑の森の中では鮮やかなオレンジ色は目立ちます。わが街のJ1
オレンジ軍団は今年は良い位置につけているので更に横浜Mを抜
いて優勝して欲しいものです。
地元のNさんが「クロミドリシジミ」では見つけてくれました。この
付近は高木が少ない感じですが、近くのクヌギの大木から飛来し
た個体のようです。
「オオミドリシジミ♀」も止まっていたもののカメラの放列に恐れを
なしたのか接写する前に舞い上がってしまいました(涙)。
さらに探すとウラナミアカシジミも見つかりましたが歴戦の勇士と
いう感じのかなり痛んだ個体でした。
一昨年はこの同じ場所でオナガシジミ、ウラゴマダラシジミ等の
ゼフィルスも観察出来ましたが、今年は空振りでした。
ゼフィルスの仲間ではありませんが、今回も「ミヤマカラスシジミ」
が出迎えてくれ目の前で吸蜜しました。
「オオムラサキ」が里山のチョウの王者とすると、甲虫の王はこの
「カブトムシ」で異論はないと思います。この個体は特に大型で
堂々としていました。
「アサギマダラの蛹やキマダラモドキ」のいた杉林
の林床部の花の上には鮮やかな「アカハナカミキリ」が止まって
いました。
オオムラサキが集う樹液酒場には「カナブン」「アオカナブン」
も集まってメタリックな煌めきを誇示するように吸汁しています。
M社の駐車場で、3mmくらいの小さな小さなテントウムシを見
つけました。上翅の模様より「ウスキホシテントウ」かな?
太陽光により熱せられたコンクリート面に這いつくばって何とか
撮影しました。
オレンジ色の小さなセセリが吸蜜していたのでスワ「アカセセリ」と思いましたが、
模様を良く観察すると「コキマダラセセリ」♀のようです。
裏翅の翅脈の黒が鮮やかな見沼田んぼで見かけぬセセリチョウ
も吸蜜にきました。
縁毛が白っぽいことより「ヘリグロチャバネセセリ」かな?
in2013.07.20東信の里山で 終わり
今回は、
遠征を企画&立案&遂行された buttfflowさん、
地元のことを色々教えてくれたMさん、Nさん
同行くださった群馬県のHさん
大変お世話になりました。
またよろしくお願いいたします。
当方、ほとんど平凡なシッポのないシジミチョウばかり撮っています。
子供の子は、カブトムシ・クワガタ・カナブンなどよく見かけましたが、すっかりご無沙汰です。
当方のシジミチョウに詳しい説明を頂きありがとうございました!
どうやら アサマの可能性は低いようですね
希望的観察?だったでしょうか ^^;
東信地域は蝶々の宝庫ですね
M社の観察会来年は是非参加してみたいと思います (^^;
ムモンアカシジミ綺麗ですね。飛翔もお見事です。
ミヤマカラスシジミ、ゼフィルス類に入っていないのですね。
慌ててカラスシジミも調べるとやはり入っていない(大汗)。
拙ブログでは間違えて記載しておりました(恥)。
ま、まあそういうこともありますよね、アハハハハ…。
今年こそはみてみたいと思っているところ。綺麗な個体は今週末までですかね。
アカシジミに似てますが、一味違う感じがします。
J1オレンジ軍団、がんばってますね。
いちど、見てみたいと思っていますが、
なかなか、生息地まで足を伸ばせません。
なんかとてもしっとりした印象を持ちました。
まだこんなにゼフィルスたちに会えるんですね!
カブトムシ、まさに王者の貫録!
うちの近所のアクアリウムショップでは、どこにでもいるようなバッタが
1000円近い値段で売られているんです。
子供たちに、自然の下でいろんな虫を見せてあげたい・・・
このテントウムシも綺麗!
撮影は大変でしたね^^;
アサマシジミは食草のナンテンハギ、クサフジ等のマメ科植物
が生えている場所に数多くのヒメシジミに混じって生息してい
るようです。もしかしたらアサマシジミも撮られているかもです!
標高が低いのでここのムモンアカシジミは最も
羽化が早いようです。
昨日、長野県の標高1000mくらいの山麓で発生
初期の個体を観察できました。標高1500m程度
だと盆休み頃に出てくるようで、まだまだこれから
かな?
ムモンアカシジミはゼフイルスの仲間では「しっとりした」
という感じがぴったりフィットする良い味わいのチョウです。
カブトムシ、カミキリ、テントウムシ生き物は素敵な子多い
ですね!
ムモンアカシジミはゴマシジミ、オオゴマシジミのように
蟻と共生しているので産地が遍在しているので出逢え
にくいチョウですね!M社の森付近には少し生息して
いるのでオオムラサキの観察会の頃に探すと見つか
るかもです。