長野&群馬のチョウや蟲達(オオルリシジミ発生)
2012年 05月 23日
最新の現地の道路状況を「HA」さんに教えて頂き長野県北部の山中にクモマツマキチョウを撮りに「maximiechan」さんと5月19日から出かけてみました。
現地に到着するとこの場所についてご教授頂いた東京の「S」さん、「M」さん、地元の「KENDAMAR」さんが既に来ていました。
「S」さんのご指導により新鮮なクモツキ♂には遭遇出来ましたが、近くを1回通り過ぎただけで今回もシャッターを押すことすら出来ませんでした。オレンジの煌めきを感じれただけでも良かったかな?
クモツキは一瞬でしたが、この山中のポイントでは蝶影がとても濃く
かなり傷んでいるものの表翅の黄色が鮮やかな憧れの越冬「スジボソヤマキチョウ」や
「トラフシジミ」等々が遊んでくれました。この子は、前翅の僅かな隙間から見えるメタリックブルーが素晴らしかったです。さらに「wakasama」さんの写真仲間の「N」さんにお会いしました。
20日もクモツキを探しましたが結局逢えず、「N」さん勧められた東御市の「道の駅雷電くるみの里」で行われているwakasamaさん等4名が出品されている蝶や蜻蛉の写真展に出かけてみました。昨年オオムラサキ観察会でお世話になった「M」さんや、「N」さんが会場におられて親切に説明して下さいました。
展示会場の近くの里山には「オオヘリカメムシ」でしょうか?大型のカメムシや
可愛い顔の「蛾」も出迎えてくれました。
「M」さんが保護地で「オオルリシジミ」が発生しましたよ!と教えてくれたので、大手時計メーカーの「C」社の関連会社の工場に早速移動です。守衛さんに断って敷地内を探すと
まず「ヒメシロチョウ」が!
次に1頭だけですが本命「オオルリシジミ」が登場です。クモツキは残念でしたが、ヒメシロ、オオルリの出現で一気に盛り上がりました。ふと菜の花畑を見ると
「ウスバシロチョウ」が舞っていたので、カメラを向けました。ウスバシロに浮気をしているほんの少しの間にオオルリはいなくなってしまいました・・・・・・・・・・・。
昼を過ぎたのでそろそろ群馬の丘の上に「スミナガシ」がテリ張りしているのでは?
と「buttfflow」さんに
連れていって頂いたポイントへ寄ってみると
「たま」さんがその場所に既に来ていて、見上げた水墨画のような裏面の逆光シーン、見下ろす構図の輝く表翅を写すことが叶いました。
同行したmaximiechanさん、現地情報を教えてくださったHAさん、Mさん、東京のSさん、現地及び写真展でお会いした皆さん大変お世話になりました。今後ともよろしくお願いいたします。
in2012.05.19~20
美しい子に出会えて・・本当に良かったですね!
裏側はツバメシジミのような柄なんですね。
アングルがまた爽やかです~♪
スミナガシにも出会えて
トップの絵、とても幻想的ですね!
オオルリシジミ、可愛らしく撮られてますね^^ クモツキはこれから
撮れますから、またの楽しみです。スミナガシの裏側からと表側、
お見事ですね^^ 表の色も綺麗ですが、透かし模様が素晴らしいです^^
例年だともう1週間ほど後かと思いました。
スミナガシも良い感じの写真でとても羨ましく拝見しました。
実は、スミナガシは良い写真がなくて撮りたいのですがチャンスがありません。
こちら近場で撮っていると種類が限られてきます。
でもネイチャーKENDAMARのOさんは別の谷でしっかり撮ってますね。本当にあの場所の専門家です。
でもオオルリもこれからですが、最初の貴重な写真ですね。
信州入りして沢山の蝶と巡り会えて良かったですね。
写真展にもお立ち寄りいただきありがとうございました。
オオルリシジミ親子観察会が6月3日にあり、私たちは守る会会員として現地に行きます。
何時か何処かでお会いすることができると思いますが、今後ともよろしくお願いします。
クモマツマキは残念でしたが綺麗なオオルリと綺麗なスミナガシは羨ましいです!!
ちらっと見のクモマツマキというと、私も・・十年前私の頭の上を飛び越えて消えていったヤツクモツキを思い出します。
今なら絶対飛翔写真をものにしたのに・・
それがあるから次のチャンスがあるんですよね。
オオルリシジミは長野県では
ここ東御市のC社敷地内及び周辺の保護地域
安曇野市の保護地域
の2つのエリアに僅かに生き残っています。
シジミチョウとして、大きく、風格があり、綺麗な蝶
なのでぜひ東御市または安曇野市で撮影に
チャレンジしてみて下さい。
ちなみ東御市の保護地での観察会が6月3日実施
予定とのことです。
クモマツマキチョウは今年チャンスを作ってまた
撮影にチャレンジしてみたいです。
このポイントのスミナガシは、天気が良いと足元に
降りてきてくれるので撮影しやすかったです。
オオルリシジミは今年の羽化は遅れているようで
1個体しか見つけることが出来ませんでした。
スミナガシを撮影したこのポイントは基本的には
上から見下ろすような場所に蝶が止まってくれる
のですが、天気が悪く逆に樹上高くでテリ張りし
てくれたので見上げるようなシーンを写すことが
叶いました。
オオルリシジミはまだ発生初期で、これから続々
登場してくれることを祈っています。
スミナガシのこのポイントは撮影には最高の場所
で、天気が良いと15:00過ぎに、足元でテリ張り
を行ってくれます。
オオルリはこれから本番なので、東御市または安曇野市
の保護地域に遠征をお勧めします!
クモツキはハードルが高くチラッと飛翔する姿を見る
のが精いっぱいなので、何時の日か♂の吸蜜を接写
で撮りたいです。
maximiechanさんに車であちこちと移動してもらったので
多彩なチョウを中心にした昆虫に出逢うことが叶いました。
実は、この蛾もmaximiechanさんに見つけて貰いました。