キタテハの冬の塒 in埼玉県中部の公園20120226①
2012年 02月 26日
本日、埼玉県中部の公園に探しに出かけてみました。
水辺の「ハンノキ」の幹を良く見ると
ミドリシジミの卵が3個見つかりました。まずは幸先良し!です。
2月11日「フサヤガ」が越冬していた「あずまや」の天井裏を覗くと、
場所が少し変わっているもののその怪異な姿を今日も見せてくれました。
日差しが弱く気温も上がらないので、ベニシジミの幼虫探しに切り替えて草藪の中を探すと
草むらから「ツヤマルガタゴミムシ?」が飛び出してきました。
寒くて動きが悪いものの小さく、止まらないので、ピントを合わせることが難しかったです。
さらに同じ草藪を探すと・・・・・・・・
何か蝶のようなものが!!!
な・・なんと、越冬中の「キタテハ」でした。
一昨年の晩秋、陽が陰ってツツジの植え込みに潜り込むキタテハを観察したことがありましたが、越冬場所を見つけたのは初めてだったので大興奮です。
目的の「モンキチョウ」は見つけられませんでしたが、満足の昆虫探索の1日でした。
ちなみにキタテハの越冬場所や、ゴミムシが出てきた草藪は↑のような場所です。
in埼玉県中部の公園20120226続く
すごいです!!
貴重な写真だと思いますよ。
見事な保護色で、意識して探してもこんな草藪から見つけるのはほとんど無理そうです。
一度見てみたいです。
キタテハの越冬個体の写真素敵ですね。
北海道は雪なんでこんなリアルな写真を見るとワクワクしますね。
ハンノキの幹のミドリシジミの卵も、見ていてとても高揚しちゃいました。
湿地付近のハンノキのミドリシジミの卵は細めの枝に多数確認しておりますが、幹で見つけるのはなんと至難の業なのだろうと思いました。
モンキチョウの成虫も、ベニシジミの幼虫も全く見つけられず
帰ろうとしてこの茂みを探して偶然キタテハの越冬個体が目
に入りました。
初めて見つけたキタテハ越冬個体だったので狂喜乱舞したの
は言うまでもありません。
気温が15℃を超し、風の弱く、暖かい日差しがあればそろそろ
キタテハは飛び出してくると思います。
ミドリシジミ今年は間近に観察したいですね!沢山羽化して
くれることを期待しています。
有難うございます。
4年前から早春に良く越冬明けのキタテハ、キタキチョウ 見かける
ので越冬個体を探していました。
これまで、キタテハは越冬巣のヒントは見つけていましたが、
今回偶然見つかって舞い上がっています。
キタテハの越冬巣は4年前から探していました。
今回、ベニシジミの幼虫探しで偶然見つけることが
出来て本当に嬉しかったです。
イメージはつかめましたが、ウラギンシジミやムラサキシジミ
のように見つけるのはまだハードルがかなり高いです。
一昨年観察したツツジの生垣に入って休息するキタテハの
行動や、諸先輩のブログの記載によりある程度予測はして
いました。
自力で見つけられるとは思っていなかったので、
「やったね!」と自分で自分を褒めてあげました。
貴兄のブログに記載されたキタテハの行動より彼らが越冬
しそうな場所を推測していました。
ベニシジミ幼虫探しを行っていての偶然発見ですが、その
イメージ通りの場所だったので吃驚しました。
私は、昨年1月に飛んでいたキタキチョウの越冬巣探しに
失敗しました。
ゼフ卵探しは居そうな場所があらかじめ分かっていても
時間をかけても殆ど見つけることは出来ません。今回が
自力発見した唯一の例です。
アサギマダラ幼虫は昨年同じ場所で、諸先輩に丁寧に
指導を受けていたので何とか見つけることが出来ました。
キタテハを除くとある程度経験を積むと探すのも少し
容易になるような気がいたします。
越冬する蝶で、自力で見つけることが出来たのは
今まで
「ウラギンシジミ」「ムラサキシジミ」だけだったので
今回「キタキチョウ」が追加出来て嬉しかったです。
「ミドリシジミ」の卵はゼフの中で比較的見つけやすい
と思いますが、何時も皆さんに見つけて貰うばかりでした。
ゆえに、これはこれで嬉しかったです。
今年は成虫が、いっぱい羽化して欲しいな!