テントウムシの集団越冬 と 蝶蛾の成虫&蛹 in2012.01.28②
2012年 01月 29日
そのコーナー部を中心に多くのナミテントウの集団が越冬していました。木製の箱は「ぐんま昆虫の森」の雑木林のあちこちに設置されていますが、この箱が一番のお気に入りのようでした。沢山の個体が、皆で肩を寄せ合うように寒さに耐えていました。
探すのが難しい「キノカワガ」は指導員の方が教えてくれました。このように蔦の絡んだ樹木の幹での観察は、初めてです。
冬の風物詩「ウスタビガ」の繭は比較的容易に見つけることが出来ました。
この繭は「ヤママユガ」のもののようです。ウスタビガと異なり羽化後の蛾の出口が無いそうで、蛾は繭を溶かす液体を出して穴をあけてでてくるそうです。
トイレに入って良く見ると「モンシロチョウ?」の蛹がその側壁についていました。風が無く冬を越しやすいからかな?
「ジャコウアゲハ」の蛹は、食草からかなり離れた樹の幹や、人工物で数多く見つけることが出来ました。
先日、足立区生物園でリュウキュウアサギマダラの蛹で観察した通り、ジャコウアゲハも蛹になる時落っこちぬようにしっかり糸で基礎作りをしていることが確認出来ました。
in2012.01.28ぐんま昆虫の森 終わり
ジャコウアゲハのはウミウシみたいに見えます。
ヤママユから採れるテンサンとよばれる絹糸‥大変高価なものだそうですね。
これはぜひ見てみたい蛾です。
よく見れば、越冬状況など見つかるはず何でしょうけど寒さで根性がしぼみ勝ち・・
多摩動物公園のインセクタリウムなどはいつも決まったものばかりです。
ナミテントウの模様のバラエティーは凄いですね。昆虫はちょっとしたことでかなり姿を変えられるということの見本のようです。
みんな、こうやって体を寄せ合って
励まし合いながら冬を越すのですね・・・!
キノカワガも凄い擬態ですね。
教えてもらわなければ、まず発見できそうにありません^^;
ヤママユガの繭、渋い~。
中に明りを灯したら、和風旅館に似合いそう(*^-^*)
ジャコウのさなぎ、好きなんですよ~。
たまらない質感ですね!
こうした様子が確認できる施設があって良いですね。
自宅近くでは1月になってナナホシテントウを2回見ました。
越冬することなく飛び回っている感じです。やはり、暖かいのでしょうか?
ジャコウアゲハの蛹は今年も庭で見られますが、特徴的な形ですね。
ジャコウアゲハもリュウキュウアゲハもどちらも異形な形で
見ていてとても楽しいですね。
このような形の蛹を見る事がないのでとても新鮮でした。
テントウムシの集団越冬もなかなか楽しいですね。
この中で珍しい斑紋の個体を見つけるのは宝探しゲームのようでまた楽しいでしょねぇ。
しっかりした糸は正に縛られた手って感じです。^^
風邪で体調を壊していて、 亀レス申し訳ありません。
このモンシロチョウの蛹は食草から結構離れたところにありました。下記の皆さんのコメントにある通り多彩な色彩をしています。
ヤママユの繭は、蚕のより大きいものの地味でした。衣類を作るとすると沢山集める必要があるのでとっても大変だと思います。
目も悪く、探す根性も少なく、暖かい晴天の休日のみ探したので、最初の「キノカワガ」を見つけるのに丸2年もかかってしまいました。
貴兄ならこの時期「北本自然観察公園」にて探すと、数頭見つける可能性が高いと思います。
ぐんま昆虫の森はおおよそ1km四方くらいの広大な敷地があります。その中に数十個のテントウムシの箱が設置されています。何個か覗いてみましたが、虫も好き嫌いがあるようでこれだけ集まっている箱は、ここだけでした。全く不思議です。
ファーブル昆虫記では、石の裏に集まっていたとの記述もあったように思います。私もここ以外の本当の野外で観察したことがありません。
私は、今週末風邪でダウンして、この晴天の土日寂しく、本とパソコンに向かい合っています。暖かい春が待ち遠しいですね!
「ぐんま昆虫の森」は昆虫「少年」の天国で、
自然環境としては、雑木林、草原、水田、畑、池、小川が
西表島を模した昆虫の温室、蝶の飼育室、
さらに昆虫の図書館
も園内にあります。ぜひ一度訪問してみては?!
ナミテントウの模様は本当に多彩で、ニジュウヤホシテントウに似た模様の子も混じっていました。
テントウムシの集団は狭い木の箱の中にひしめいていました。コンデジを箱の中に突っ込んで撮影しましたがどこまでその様子が伝えられたか不安です。
キノカワガは今年比較的多く観察出来ましたが、どの子も特徴的で撮影意欲の湧く個体ばかりでした。
テントウムシの越冬集団撮影は憧れでした。小さな箱の中での撮影となりこれはこれで写すのは難しかったです。
ヤママユガのランプですか!!!撮っても面白そうです。きっと味わいなあるものが出来ると思います。
ぐんま昆虫の森は昆虫「少年」が憧れていたものが場所毎、季節毎、年毎に様々に遭遇出来るのでとっても楽しい場所です。特に野外で蟲を探すのが難しいこの時期は最高ですね!
ジャコウアゲハの蛹は、探せば「さいたま市内」でも見つけることが出来ます。非常に特徴的なので見つけたらシャッターを押してしまいます。
このテントウムシの集団にはカメノコテントウが1頭だけ居ました。この1頭を写し漏らしたのが悔やまれます。その他は、色々な模様の個体がいますが、殆どナミテントウのようでした。
東武電鉄「赤城」駅からタクシーで行き、上下ダブル「パッチ」、毛のセーター、厚手のジャンバー、帽子と防寒対策バッチリだったので、歩くと少し汗ばむような陽気でした。
今週、途中で風邪をひいてしまい、この土日暖かい室内で蝶の本とパソコンを見ながら過ごしています。
昔の人々の感性も本当に鋭いですね!
蛹は
帯蛹だと胸部付近を帯糸で、
垂蛹だと尾端付近を糸で、
くっつけているだけだと思っていましたが、
先日のリュウキュウアサギマダラと言い、このジャコウアゲハと言い、
しっかりした幼虫が作った基礎をなす糸(台座)に止めてつけられているのには驚かされました。
いる姿が、何とも滑稽です。やはり、内部は暖かいのかなー!?
この箱の中だけでしたが、本当に無数のテントウムシが集結していました。集団を形成することにより保温・保湿の効果があるのかな?また、この箱の近くの他の箱に集まらないのは何故かな?全く不思議です。