「オオヒカゲ」の森 in栃木県20110626②
2011年 07月 01日
「オオヒカゲ」の森に皆で出かけてみました。
その前に過去ネタより
先日5月28日に、「自然散策雑記帳」の「ねこきち」さんに教えていただいて
まず「幼虫」です。蝶の幼虫としてはかなり大きく感じました。その顔が可愛かったのでアップで写そうとしました。しかしながら思ったより動きが早くこれがやっとでした。
次に「前蛹」です。幼虫はクロコノマチョウに似ているので、「同じように前蛹も丸まって」いるとばかり思っていました。しかしこのように真っ直ぐなのはとっても驚きでした。
3番目は「蛹」です。幼虫の大きさの割に小さく感じました。上が蛹化直後、下が数日経っているのかな?
下の子は「青磁」のように輝いて見えました。
以上幼虫、前蛹、蛹の5点の写真は、20110528に撮影しました。
オオヒカゲの森に辿り着くと入口の看板に
オオヒカゲが止まりました。この日小雨混じりの曇天で成虫の活性が高く2m以内に近づくと直ぐに逃げられてしまいました。しかし、どうもこの子は看板がお気に入りのようで驚かせても何度も戻ってきてくれました。
草むらの比較的明るい場所にも止まってくれたのでシャッターを押してみました。
幼虫、前蛹、蛹を見つけた森の中心付近では、羽化直後と思われるような新鮮で、フレンドリーな個体も居たので1.5mまで近づいてストロボを焚いて写してみました。丁度翅を動かした時にシャッターを押したようで動きのある面白い画像になりました。
in栃木県20110626続く
翅の幾何学模様がまた美しい・・・♪
オオヒカゲ、かなり大きいのでしょうか?
幼虫さん、可愛いですね!
色合いがまた素晴らしいですね。
さなぎの姿、ふとアオバハゴロモを思い出してしまいました♪
ヒカゲ族にも嵌りそう☆
出かけたときが雨模様というのは辛いですね。
オオヒカゲ等のジャノメチョウの仲間は一見地味ですが、裏面の模様や色合いが複雑で味わいがあります。接写してじっくり見るととても綺麗で間違いなく「嵌る」と思います。
大きさは、オオムラサキやナガサキアゲハより1回り、ヒカゲチョウ・クロヒカゲより2回り大きいような気がします。
オオヒカゲは暑い夏場は涼しい森の木陰に潜んでいます。見かけによらず鋭敏で2m以内に近づくとフワフワ省エネ飛翔で逃げ出します。
幼虫は活動時期と、非活動時期があるようです。朝の涼しい時間帯活動が活発で食草をムシャムシャ食べていました。この日は陽が昇り暑くなると昼寝に入ってほとんど動きませんでした。
蝶の種類にもよりますが、亜熱帯性の蝶は気温が高いと小雨でも飛ぶ種も居るようです。カメラが傷むことを除くと意外と雨天でも撮れることがありました。
オオヒカゲは他の蝶より1回り以上大きいので、居ると直ぐ分りますよ!
但し、涼しい所が好きなので奈良県に見つけるには山沿いかな?
オオヒカゲは「蚊」に刺されるのを我慢することと、ストロボを上手く使えれば、ゼフイルス類と異なり、追いかけっこして何とか写せると思います。
お互い都合が付けば7月末か、8月初め他の蝶と併せて一度行ってみますか?(他の蝶の名前はブログ上なので記載出来ません)
また私は車を持っていないので宇都宮線沿線の鉄道の駅で拾ってくれれば助かります。
希望あれば、私宛てメールお願いします。メールアドレス不明なら「ごま」さんに確認して下さい。