世界最小トンボ「ハッチョウトンボ」他 in栃木県20110618②
2011年 06月 19日
「ハッチョウトンボ」という全体が「10円玉」位の大きさ、長さ2cmのとっても小さなトンボです。赤い方が♂で黄色と茶の斑が♀ですが、まだ未成熟の個体が多く性差を明確に区別出来る写真を撮れませんでした。次回は成熟個体をきちんと写し込みたいものです。
鍵コメさんのご指摘の通り上記2画像は♂のみ掲載しております。♀についてはこの次の機会に成熟した個体を載せるようにいたします。
こちらも小さい「モートンイトトンボ」です。一見するとハッチョウトンボより小さく見えますが、体長は少しこちらの方が長く2~3cm位です。
「キイトトンボ」も名前の通りイトトンボの仲間ですが、長さ4cm前後で上の2種と比べるとかなり大きなイトトンボでした。彼らはかなり凶暴でモートンイトトンボを捕食するとのことで観察してみましたが、トンボ同士の捕食は見られませんでした。
「ハラビロトンボ」も長さ4cm位ですが、ハッチョウトンボやイトトンボの仲間と比較するとかなり大きく感じました。下の個体は丁度羽化直後のようで「ヤゴ」の抜け殻が見れます。上の青が♂で下の黄が♀のようです。
蝶や蜻蛉以外では、犬の子供のような「蛾」が居ました。この子の種名は良く判りません?毛深いモコモコした感じが妙に可愛かったです。 ponta_xx によると「アカイラガ」という名の蛾だそうです。 ponta_xx さんご指導ありがとうございました。
パンダのようなゾウムシ多分「オジロアシナガゾウムシ」の交尾ペアに別の♂がチョッカイ出して面白い絵になりました。
蝶の写真が無いと寂しいので最後は「ヒメジャノメ」です。普通の蝶ですがこの日撮った写真の中で一番のお気に入りです。
in栃木県20110618終わり
今回、ご案内いただいた地元の「OO」さん、同行したyodaさん、ねこきちさん、Nさんお世話になりました。またよろしくお願いいたします。
モートン♂はもっとオレンジが♀は緑色が濃くなってきてとても綺麗なとんぼですよ!!
機会があったら成熟固体も見てくださいね。
交尾にオジャマ虫、どの種にもいますねー。^^
モートンは細くて、見にくくて、体感的には小さいという印象が強いです。
それにしても、ずいぶん環境の良いところですね。
ゾウムシの写真、傑作と思いました。
ハッチョウトンボは初見、モートンイトトンボは2回目ですが、いずれも成熟体を見たことがありません。
この日はレンズ選定を誤り少し不満足な画像しか写せなかったので、成熟体撮影とあわせてこの2種のリベンジを行いたいです。
それにしても、トンボは蝶とは別の意味で奥行きが深そうですね!
「ハッチョウトンボ」「モートンイトトンボ」何れもとっても小さく、撮影場所が沼の中で足場も悪く、さらに不慣れなカメラ&レンズという悪条件が3重に重なったのでちょっと消化不良の撮影となりました。次回はもうちょっと考えて写したいです。
「アカイラガ」早速名前を追記させて貰いました。ご指導有難うございます。
つい最近までトンボと言うと、シオカラトンボ、赤トンボ(区別なし)、オニヤンマ、ギンヤンマ、イトトンボ(区別なし)、その他のトンボの6種類という認識のヒメオオでした。近所の maximiechan さん等のご指導によりほんの少しだけ知識が増えてきました。
ゆえに、ハッチョウトンボは全くの初見で、イトトンボの小ささとは別の意味の小ささに驚き!、その健気な生態にとっても感動いたしました。
最初現地では、「ダッコちゃん」のような3連続ゾウムシと思い撮影しました。パソコンに 取り込んで初めて交尾ペアに別の♂がチョッカイ出していると分かり笑ってしまいました。
昆虫の世界でもこの点においては♂は辛いですね!
この場所は↓のクロミドリシジミを撮影した場所から車で1時間程度移動した全く別のポイントです。但し貴兄のご指摘の通り「トンボ」の観察だけを考えてもとてつもなく環境に恵まれた場所でした。
3連ゾウムシは絵的に面白かったので「ねこきち」さん他と一緒にもう一度探してみましたが、2回目は見ることが出来ませんでした。
19日は、残念ながら家事都合、図書館他で、近場の蝶観察は完全に「オアズケ」となりました!
本当に小さいのですね。
よく目をこらさないと、見つけられないのでしょうね。
いつか、出会えるかな♪
トンボ同士の捕食もあるのですね。
ワンちゃんみたいな蛾、本当もこもこして可愛い^^
ヒメジャノメ、なんとも流麗な美しさですね!
見つけるも容易でなさそうです。
夏に向かって様々な昆虫が観察できるようですね。
いろいろな蜻蛉、楽しませてもらいました。 (^_^)v
何か比較する「物差し」を一緒に写しこまない限りこのトンボの「小ささ」を表現出来ません。トンボ撮影は、蝶以上に不慣れなのでそのような芸当も思いつかず、長さや十円玉と比較してみました。とっても小さいのでその場所にたどり着いても「oo」さんに実物を見つけて貰わない限り、最初の1頭目は自力のでは見つけられませんでした。但し、飛翔力が弱く直ぐに止まることと、♂の成熟個体は明瞭な「朱色」なので一度見つけて貰うと、2頭目は「緑色」の草むらで比較的容易に探すことが出来ました。
トンボはヤゴも成虫も肉食なので小さな種は、大きな種に捕食されるようです。但し、自然の摂理は素晴らしく、食べられる方が数が圧倒的に多く、さらに食べる方が少し遅く発生しているように感じました。
この日の撮影のヒメオオの本当のお気に入りは下の3枚の写真です。この犬の子ような「アカイラガ 」とっても可愛かったです。
ハッチョウトンボは、実物に出会うと本当にその小ささに驚かされますよ。でもちゃんと翅にも翅脈や色違いの模様がちゃんと有り、細部にも拘った自然の精妙さはびっくり仰天でした。
蝶とは違うトンボの世界を堪能したヒメオオです。
初めてハッチョウトンボを見た時「ウソだろ!」こんな昆虫本当に居たんだと吃驚しました。モートンイトトンボより全長が短くとっても小さく愛らしかったです。
普通種の「ヒメジャノメ」ですが、新鮮な個体を接写すると味わいが出ることを実感いたしました。