華麗なタテハチョウの舞い in石垣島&西表島 20110429~0504①
2011年 05月 05日
「風任せ自由人」のmaximiechan さん、JBCSのKさんに貴重な情報を頂き、「蝶館カビラ」の入野さんの案内、さらに3~4日は「小畔日記」のダンダラさんご夫妻との合流という有り得ないような「幸運」に恵まれた蝶行大遠征となりました。
本日は、タテハ類について掲載いたします。
「アオタテハモドキ」は、数はそこそこ居るものの、とても敏捷でテリ張りをしていても3m以内には近づかせてくれません。しかし、えらくゆっくり松の低木の回りを舞う♂が居たのでそっとカメラを向けると、小枝に止まった♀に求愛していました。そこで、しばらく観察しましたが残念ながらこの♂は振られたようで交尾は成立しませんでした。
アオタテハモドキのペアの居た近くにはまだ羽化直後と思われる「タテハモドキ」が翅を開いて見せてくれました。
「イシガケチョウ」はこの時期、石垣島で最も数の多いタテハチョウの仲間です。集団吸水や、吸蜜などと併せて交尾シーンも観察出来ました。
この「イシガケチョウの幼虫」は少し褐色が強く、この時期の「新芽」に似せているのでは?と案内していただいた入野さんが教えてくれました。
「リュウキュウミスジ」はイシガケチョウに次いで数が多くあちこちで観察出来ました。私は、殆どコミスジと区別出来ませんでした!
大きなリュウキュウミスジだなと見上げると入野さんが「ヤエヤマイチモンジ」の♀と教えてくれました。
♂の表翅は名前の通り強い白い帯を持っていてとても特徴的です!少し傷んだ個体ですが、この白帯が真珠色に輝いて見えました。
ヤエヤマイチモンジが居た森は絵に描いたような「亜熱帯林」の中でした。
リュウキュウミスジの白帯を黄色く塗ったような「キミスジ」は、昨年は多く居たそうです。今年はとても少なく石垣島ではこの個体しか観察出来ませんでした。
沖縄&八重山というと忘れてはいけない蝶は「コノハチョウ」です。上がテリ張りする♂、下が♀かな?3、6、9月が発生ピークとのことで、かなり傷んだ個体しか見つけられませんでした。
リュウキュウミスジに次いで、3番目に多かったタテハチョウは「ルリタテハ八重山亜種」です。本州に居る個体より大きく「オオ」ルりタテハという感じでとても瑠璃色が輝いていました。
(以上、全て「石垣島」で撮影)
本日、沢山見ていただいた最後のタテハチョウの仲間の「トリ」は、西表島で撮影した「タイワンキマダラ」の多分♂です。独特の色合いで九州以北の蝶とは全く異なる雰囲気でした。
in石垣島&西表島 20110429~0504続く
4月中に梅雨入りするという異例の展開の中でもしっかりと撮影できたようですね。
コノハチョウの羽化ピークは3、6、9月でしたか。
西表にも行ったのですね。タイワンキマダラまでゲットして凄いです。
イシガケの交尾は僕も高い位置で見つけたことがあります。八重山では特に多いと思ったことないですが、季節が違うからでしょうか。
キミスジが発生してから行っていないので、数は少なくてもまた増えてくれそうですね。
石垣島に行かれたのですねー!
なんともカラフルなチョウチョたち(´▽`*)
色彩の美しさ、素晴らしいですね。
リュウキュウミスジは、本当コミスジそっくりですね。
でも、ちょっと色が濃い目??
ルリタテハもブルーが鮮やかですね!
まさに南国パラダイス☆
私も機会があれば行ってみたいです~♪
アメブロのごん太です。今日からエキサイトブログをOPENしました。コメントも可能ですので、どうぞよろしくお願いいたします。
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たくさんの蝶に会えたんでしょうね。羨ましい限りです。
アオタテハモドキのブルーは南国の感じでいいですね。
タイワンキマダラも良い雰囲気です。
次を更新を待ってまーす。
タテハモドキも目が覚めるような完品で綺麗ですね。
さすがにこちらとは全く違うカラフルさで目を楽しませてくれますね。
沖縄方面はすでに梅雨入りらしいですが、天気は大丈夫でしたか。
今回はタテハ類ということはまだまだ素晴らしい写真が登場してくるのでしょうか。
楽しみにしています。
昨夜遅くに帰ってきて、3時間睡眠で今職場です。
アオタテハモドキは今回かすりませんでしたが、貴重なシーンを撮影されてすばらしいですね。
タイワンキマダラは今回撮影したい種類でしたので、ラッキーでしたね。
いろいろと撮影されてこられた様で、羨ましいかぎりです。続編もドキドキしながら、楽しみにしております。
あらかじめ色々教えて頂いていたので八重山を120%楽しむことが出来ました。また色々情報交換お願いいたします。
ヤエヤマイチモンジ♂は追いかけると逃げるので、私は広場で疲れて座り込んでしまいました。すると、この子が目の前に止まって開翅してくれました。こちらでは蝶を撮影する人が珍しいのかな?
今回は蝶の写真撮影に絞って出かけてみました。大好きな蝶の温室とは違うリアルな自然を満喫することが出来ました。
でも、イシガケチョウの幼虫は「多摩動物公園」の大温室内を探すときっと見つけることが出来ると思いますよ!
昨年のアサヒナキマダラセセリの発生が4月20日ごろと、かなり早目だったので、私は必ず会えると信じて出かけてみました。今年は冬から早春にかけて気温が低かったようで蛹化、羽化が大幅に遅れて1頭も出会うことが出来ませんでした。まあ来年以降の楽しみが増えたと自分を慰めています。
天気が悪くても多少は蝶が飛んでくれるので夢のような6日を過ごすことが出来ました。ぜひ暇を作って出かけてください。絶対満足されると思います。
当初の目標とは少し違った展開となりましたが、想定以上に多彩な昆虫に出会えてとても楽しかったです。
アオタテハモドキ♂は温室内以上に輝いており、タイワンキマダラは南国的な深みがあり、どちらも素敵でした。
この時期石垣島では、イシガケチョウは無数に飛んでいました。吸水シーンを中心にかなりシャッターを押しました。
それまで出会えなかったキミスジが居たので止まった木の葉の裏を、ふと見るとこのペアが止まっていて慌てて撮影しました。
石垣島に到着すると沖縄地方が梅雨入りしたので、私は目の前が真っ暗になりました。
でも石垣島の梅雨は、九州~関東のそれと異なりイメージとして、主として「曇り」、時々「晴れ」、一時的に「雨」という不安定ながら何とか蝶に出会えそうな気候でした。台風に遭遇するよりかなり「まし」という感じでそれなりに楽しむことが出来ました。
暑さ、湿気、紫外線以外はとっても快適な天国のような所ですよ!ぜひ出かけてみて下さい。
3、4日と大変お世話になりました。お陰さまで西表島遠征、コノハチョウ接写と、充実した2日間を過ごすことが出来ました。奥様にもよろしくお伝えください。
今後ともご指導よろしくお願いいたします。
無理に近づくとどちらもなかなか接近出来ませんでした。
イシガケチョウは数が無数と言って良いほど沢山いたので吸水場所でこちらがじっとしていると、蝶の方から近づいてくれました。
アオタテハモドキは広々とした見通しの良い牧場に棲んで居て、人間を向こうが観察していました。彼らが決めた間合いの中に入ると直ぐに舞い立って求愛シーン以外は証拠写真しか撮影できませんでした。
ヒメオオさんの来所を南国の蝶たちが待っていたかのようです。