幼虫ほか「コミスジ」編 in埼玉県中部201011~24
2010年 10月 31日
少し痛んでいますが、「コミスジ」も飛んでいました。
自然散策雑記帳の「ねこきち」さんが10月11日も24日も偶然一緒だったので幼虫を探してみました。
11日は小さな個体ばかりでしたが、数頭「幼虫」を見つけることが出来ました。とても変わった風貌をしています。
約2週間後の24日は、成虫は見つけることは出来ませんでしたが、かなり大きな幼虫(こんなに大きいコミスジ幼虫は初見なので多分終令幼虫でしょう)を見つけることが出来ました。この蝶は、本によると終令幼虫で越冬するとのことで、この大きさのまま冬を越すと思われます。
さらに、大型幼虫の近くで、「ねこきち」さんが、「蛹の抜け殻」も見つけてくれました。
(画像をクリックすると少し大きくなります。)
僕のコミスジ成虫終見日は11月14日(2006年)で、これはかなり異例の記録ではないかと思っていますが、温暖化が続けば珍しくなくなるでしょうね。
こちらは山に初雪も降ったし、そろそろ今年の蝶も見納めになりそうです。
ヒメオオさんと一緒だと、いろいろな蝶友に巡り会えて楽しいです。
急に冷え込んだので11月中旬の「コミスジ」成虫を見つけるのは困難かもしれません。
この公園では、これからチョウや蛾の幼虫、野鳥が観察出来るので探してみることにいたします。
10月11日に見た上から2、3番目の幼虫はとても小さく自力で見つけるのはまず困難です。
24日に観察した4、5番目の幼虫は↑と同じ場所で、大きさも体積で8倍程度とかなりビッグだったので何とか見つけることが出来ました。
ミスジチョウの仲間の蝶はこのコミスジと同じようにどれもかなり変わっているようですね!
北海道は蝶種が本州と異なるものも多く、何度か観察に行きたい場所です。でも関東・甲信越の蝶もまだ見たことが無い種類がいっぱいいるのでそれらを写してからになるのかな!