ヒメオオの寄り道

蝶を中心に興味のおもむくまま色々なものを撮っています。

腕に乗った「フタスジチョウ」他  in浅間山系100718④

時間を麓に着いたところに遡って、
駐車場から第一ポイントに向けて登り始めるとメタリックに輝く甲虫は飛来しました。手で受け止めると
腕に乗った「フタスジチョウ」他  in浅間山系100718④_a0126632_20401163.jpg
糞虫の仲間のようです。頭部を拡大すると
腕に乗った「フタスジチョウ」他  in浅間山系100718④_a0126632_20411571.jpg

頭楯が長めの台形状なので「オオセンチコガネ」?かな?
急斜面を少し登ると「蝶歩き・花歩き・鳥歩き」のOKBさんがカメラを向けていたので良く見ると
腕に乗った「フタスジチョウ」他  in浅間山系100718④_a0126632_2047870.jpg

輝く「アザミ」の花の蕾でした。花が咲いていないところが綺麗だと思ったへそ曲がりのヒメオオです。これに着眼するとはOKBさん流石です。
腕に乗った「フタスジチョウ」他  in浅間山系100718④_a0126632_20543664.jpg
山の中腹の岩陰に「クロヒカゲ」が多数休んでいました。近づいたら数頭飛び立ったので5頭しか同時に写し込めませんでした。
腕に乗った「フタスジチョウ」他  in浅間山系100718④_a0126632_2058794.jpg
接写大好きなのでやはり近づいて撮りました。
腕に乗った「フタスジチョウ」他  in浅間山系100718④_a0126632_2104456.jpg

この遠征で一番良く出会ったのがこの「ヒメキマダラヒカゲ」です。林の中では特に目につきました。
腕に乗った「フタスジチョウ」他  in浅間山系100718④_a0126632_20591645.jpg
遥かかなたに「槍ヶ岳連峰」が望める稜線に出ると
腕に乗った「フタスジチョウ」他  in浅間山系100718④_a0126632_2102149.jpg
トンボが飛んできました「風任せ自由人」のmaximiechanさんに聞くと「アキアカネ」が避暑に来ているそうです。「赤とんぼ」はもっと赤く、麓に居るものと思っていたので、成熟度により色、季節により居住場所が変わるとは驚きでした。
腕に乗った「フタスジチョウ」他  in浅間山系100718④_a0126632_2191383.jpg

第一ポイントではフレンドリーな「フタスジチョウ」が腕に止まって私の汗を吸い始めました。ちょっとコソバカッタですが、とても嬉しかったです。
腕に乗った「フタスジチョウ」他  in浅間山系100718④_a0126632_21145882.jpg
草陰に止まって翅を開いたので証拠写真として撮影しました。
腕に乗った「フタスジチョウ」他  in浅間山系100718④_a0126632_211706.jpg

麓の湿原には「ニッコウキスゲ」の花が満開でした。
腕に乗った「フタスジチョウ」他  in浅間山系100718④_a0126632_2118342.jpg

「キバネツノトンボ」が翅を開いて輝いていたので最後に撮影しました。

(クリックにより画像は拡大します)

     in浅間山系100718終わり
Commented by azuminomasa at 2010-07-24 22:16
こんばんは
クロヒカゲの翅裏が、こんなに立体的に見えるとは
驚きました^^ 集団でいる場面も凄いと思います。
フタスジチョウ、傷みの無い翅が綺麗ですね^^
裏は初めて見たような気がします。
Commented by mitaka at 2010-07-24 22:16 x
こんばんわ。

 オオセンチコガネ、見事な金属光沢が
美しいですね。
涼しげな槍ヶ岳連峰も絶景ですね。

 アキアカネはアサギマダラほどではありませんが
かなりの距離を移動することもあるそうです。
高温を極端に嫌うので標高の高いところへどんどん移動し、
秋、涼しくなってくると成熟して真っ赤になったアキアカネが
群れで平地の産卵場所に降りてきます。
Commented by chochoensis at 2010-07-25 06:06 x
浅間山系の昆虫たち・・・魅力いっぱいでとても羨ましく拝見しています、随分と時間が経過してしまい、暫く行っていないので昔を想いだしました・・・キバネツノトンボ・・・もう一度綺麗に撮影したい=ムシ=です。接写写真が綺麗ですね・・・流石です・・・魅力あふれる写真にしびれています。気温が高いので、高齢なので家内から外出を制限されています・・・。少しさびしい・・・。
Commented by himeoo27 at 2010-07-25 20:59
azuminomasa 様

ヒカゲチョウの仲間は地味で撮影意欲が湧かぬことが多いですが、太陽光やストロボにより蒼等の蛍光を発するととても綺麗に写ることがあります。また良く見るとデザインもシックでなかなか素晴らしいと感じることが多いです。
フタスジチョウは懐かれすぎて逆にきちんと撮影出来ませんでした。チョウでも懐かれるととても可愛いですね!
Commented by himeoo27 at 2010-07-25 21:02
mitaka 様

甲虫類は、クワガタでも同定に迷うヒメオオです。でも輝くものにはついついカメラを向けてしまいます。
この秋には見沼田んぼ等の低地に真っ赤に成熟して戻ってきたアキアカネを観察してみたいです。
Commented by himeoo27 at 2010-07-25 21:13
chochoensis 様

第一ポイントを除くと、車&リフトにより殆ど歩かずにポイントに到着出来ます。
但し日陰が少ないので高地とはいえ日差しが強く、日射病の備えは必要でした。軟弱なヒメオオは弱い脱水症状になりました。

キバネツノトンボは今年は、栃木県(トンボの公園、宇都宮市内)、長野県(当地、オオルリのポイント、白馬村)と比較的道路に近い複数個所で観察出来ました。水辺+草原が重なると比較的容易に見つけることが出来るのかもしれません。特に、栃木県のトンボの公園には結構な数が飛んでいました。
Commented by OKB at 2010-07-26 14:17 x
こうして見ると、ずいぶん潤沢な出会いだったんだなあ、と改めて実感しました。虫たちもさながら、槍ヶ岳にもちょっとわくわくしました。
Commented by yoda-1 at 2010-07-26 18:40
フタスジの手乗り、おめでとうございます。
ニッコウキスゲも綺麗ですね。
キバネツノトンボが高所ではまだいるだと、少し驚きました。
Commented by himeoo27 at 2010-07-27 20:27
OKB 様

多分、私1人で出かけていたらミヤマシロチョウ、ミヤマモンキチョウをチラリ見るくらいで殆ど写真が撮れなかったのではないかなと思います。

槍ヶ岳は青春の思い出なので、証拠写真でも撮影してしまいます。
Commented by himeoo27 at 2010-07-27 20:33
yoda-1 様

この場所ではフタスジチョウがとても懐いてくれて楽しかったです。
キバネツノトンボは、栃木や白馬のポイントで出会った子と異なりちょっとおっとりしていました。
名前
URL
削除用パスワード
by himeoo27 | 2010-07-24 21:21 | タテハチョウ | Comments(10)

by ヒメオオ
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31