埼玉県小川町「オオムラサキ放蝶会」 in小川町~嵐山町100703~04②
2010年 07月 04日
その中でオオムラサキだけは憧れのままの状態が続いていました。ここ5年間写真撮影にチャレンジした後、自然界での撮影は私の腕の問題にて困難と判断しました。ゆえに本日、小川町の「下小川三地区コミュニティー倶楽部」主催の放蝶会に参加してきました。
放蝶直後の蝶はとても人懐っこく、暫く手元に留まる個体が多くいました。下の♂が止まっているのはヒメオオの手です。この紫の輝きはたまりません!
♀は模様は地味なものの♂より大型でとても存在感がありました。
翅を閉じた個体も居たので早速接写しました。
私の腕に止まった子は、大人しかったので真正面からドアップで写してみました。これでは蝶なのかも分かりませんが放蝶会ならではの画像かな?
自然の生命体なので暫くすると蝶達は一度草や低木の先に止まった後、森に戻って行きました。
(画像をクリックすると少し大きくなります)
in小川町~嵐山町100703~04続く
国蝶だけあって、際立つ美しさだと思います。
空飛ぶ宝石みたいです。
今頃からが羽化の時期なんでしょうか。
あのアングルで綺麗なところを是非撮ってみたい蝶です。
ムラサキ色が素敵です!
標本以上に生きたオオムラサキ♂は、太陽光を浴びると素晴らしい濃紺に輝きます。
今月中は、小川町の標本の置いてあった小屋の回りで生きたオオムラサキを間近に観察することが出来るそうです。
天然(但し保護されていますが)のオオムラサキを見るには嵐山町の例の公園で7月中旬まで、朝10時~12時頃訪問することをお勧めします。遠くからチラッとは観察出来ます。
埼玉県内の低地での羽化は6月末から7月初旬だと思います。
♂は、これまで嵐山町にある保護地域で遠くからチラッと見ていただけなので、今回の放蝶会にはとても満足いたしました。
♀は、クワガタ採取を行っていた時山梨県北斗市長坂の林の中で遭遇して、その大きさと優雅さに圧倒されました。
小川町ではこの日、350頭もの個体を放蝶し、地元の皆さまが環境も含めて保護活動を行ってます。したがって今月中は結構間近でオオムラサキを観察出来るそうです。
一度足を伸ばして見られたらいかがでしょうか!
このカブトムシの♀は少し小型でした。
通常、オオムラサキの飛び回る時間帯は、カブトムシよりカナブンやスズメバチが一緒に樹液を吸っています。
オオムラサキのオスの表翅の「濃紺」の輝きとても綺麗ですよね!
生きた動植物の写真も全て天然物に拘らずに、撮影した方が効果的な場合もありますね!
この日、とても暑かったので汗をビッショリ掻いていました。腕や手の汗を吸う目的で蝶達は、彼らの意志で人間の回りから離れませんでした。
とくに子供たちが参加していると思いますが、とても良い試みだと思います。もっともっと盛んになりますように。
写真撮影にもうれしい行事ですね。
嵐山町で放蝶会が行われているか不明です。(多分行われていません)
小川町では20年以上続けて毎年放蝶会を行っています。また、嵐山町と同じく林も整備され、樹液の出るクヌギやコナラ、食草となるエノキも少し大きくなっています。ただし、嵐山町と異なり自然界で生育したオオムラサキは毎年放蝶している割にあまり多くありません。
難しいことはともかく、他の蝶の集まりと比較すると子供や女性の参加者がとても多く賑やかでした。
などと言いつつ、カメラを持って一番喜んでいたヒメオオです。