カタクリ&白馬ギフ in白馬村100502~04②
2010年 05月 05日
「スジグロシロチョウ」やモンシロチョウに出会うことができました。ヒメシロチョウ、ツマキチョウには出会えませんでしたが、シロチョウ類にも出会えて嬉しかったです。
セセリチョウの仲間は、ミヤマセセリらしい姿をチラっと見ただけでした。
それに対して、タテハの多彩な仲間には出会いました。
「キタテハ」も暖かい日差しを浴びて吸蜜に忙しそうです。近づいて綺麗に撮ろうとしましたが、流石に逃げられてしまいました。
残雪の上にかなり傷んだ古武士のような風格のあるチョウが止まっていました。さいたま市内には居ない「エルタテハ」のようです。エルタテハとすると、学名に「samurai=侍」とついておりなるほどと納得しました。
こちらも上の写真と同一個体かと思いましたが、「ヒオドシチョウ」かもしれません。
この蝶は、私がギフチョウを待っていた材木置き場にテリトリーを張っており、かなり接近して撮影出来ました。裏面の模様が「L」状か?「C」状か判別困難ですが色合いより「シータテハ」の可能性もあります。
さらに、同じくギフチョウ撮影を狙っていた方の帽子の上にも止まって、待ち時間の間を持たせてくれました。これらの写真を撮った場所は多彩のタテハチョウが舞っていたので混同したのかもしれません。ご指摘いただいた研究者の「I」さん、yodaさん有難うございました。
このほかに、キベリタテハ、クジャクチョウ、アカタテハ、ルリタテハ等々のタテハ類も観察出来ましたが、鈍いヒメオオのカメラでは捉えることが出来ませんでした。
そうそう肝心の「ギフチョウ」ですがヒメギフチョウを撮影したのとほぼ同じ場所で、
たった1頭だけですが、カタクリの花に吸蜜に来てくれました。
裏に回り込んでパチリ!
接近してもう1コマと大盤振る舞いに撮影させてくれました。期待していた「イエローバンド」の個体ではありませんが、ヒメギフについで「白馬ギフ」も見れて大満足のヒメオオでした。
(横向きの画像はクリックにより少し大きくなります)
in白馬村100502~04続く
私もカタクリとギフチョウの組み合わせを撮りに新潟まで遠征しまして、撮れた時の喜びを思い出しました♪
イエローバンド、私も来年チャレンジしようかな・・・
5月の連休の頃には出掛けたい場所ですね。残雪の北アルプスやカタクリ群落なども見事ですよね。私はいつも日帰り強行軍ですが、出来れはゆっくりしたい場所でもありますね。
本当にワンチャンスだったようで!ラッキーでした。
このエルタテハ君(多分行動パターンより♂)は雪の上に止まった時これ以上近づけなかったので良く分かりませんが、気温は高かったのでひょっとしたら吸水していたのかもしれません。
コメント有難うございます。
ギフ、ヒメギフの発生地と思われる林縁部が残雪にかなり覆われていたので個体数がとても少ないのでは?と思われます。
観察眼のない私は、3日間同じところに通ってやっと様子を掴めました。
でも面白いのは、ヒメギフ撮影は初日現地到着1時間後、ギフの撮影は2日目ヒメギフと同一ポイントについて30分後でした。彼らの性格が分かっていると滞在日数と関係ないのかもしれないと、事前調査の必要性を痛感しました。
小生は4/30に行きましたが、両種ともに飛んで来てくれず、ヒメギフのスミレ吸蜜のみしか撮れませんでした。
同じ時期に同じ場所に行っていましたが、撮影ポイントが違っていたようでお会いしませんでしたね。
今年は何処に行っても個体数が少なく、撮影には苦労しますが、きちんと撮影されていて素晴らしいですね。
こちらでは今日ようやく、職場の森でスジグロシロチョウを目撃しました。
カタクリでの吸蜜シーンを撮りたかったのですが、無理でした・・・。
スギタニルリシジミらしき色の濃いシジミもいましたが、止まることが無かったので判別出来ませんでした。
遠くから大変だったと思いますが、今年は発生が少ない?ギフ
とヒメギフが撮れたのはラッキーですね^^ カタクリの花も
綺麗で絵になっていて素晴らしいですね。お世話になりました・・
また宜しくお願いします。
この条件の中でギフまで撮影されていたとは驚きました。私は一瞬飛んでいるのを見ただけに終わりました(^^;
二泊されるという意気込みの違いでしょうか。
YODAは教えてもらった鮭川村で一日だけのこともあり空振りでした。
(帽子に止まっているのは、シータテハのようです)
チャンスが少なかったとはいえ、ギフ、ヒメギフ共に綺麗に撮影されて素晴らしいですね。
私はあれから戦意喪失。その後1頭のヒメギフの飛翔を目撃したのみ。早々に温泉に浸かり、白馬そばを食べて帰りました。
白馬では、ハルリンドウはカタクリの丘と貞麟寺しか見ておりません。
貞麟寺のでは初めてヒメギフーカタクリを撮って、蝶にのめり込んだ記念の場所です。でもここは飼育でした。
昨秋、約30年ぶりに訪問して今回のチャンスを狙っていました。次はヒメシロチョウ、来年のイエローバンドのギフチョウと夢は膨らんでいます。
場所を狙って限定すると、アップダウンの少ないポイントもありとても良いところでした。ぜひ訪問されることをお勧めします。
5月2日バスで朝9時30分ごろ白馬村に着いた時の気温は、10℃くらいで肌寒くチョウは1頭も飛んでいませんでした。
5月4日に帰る時は、一転して朝10時ですでに24℃とかなり汗ばむ陽気でした。
チョウも気温の変化に戸惑っているのかもしれません。
それにしても、貴重なポイントを地図付きで説明いただき有難うございました。今後ともよろしくお願いいたします。
白馬村でなかなかチョウに出会えず戸惑っている時、色々ご指導いただきありがとうございました。
諸先輩のブログを読んでみると、ビギナーズラック的な写真のようでとても嬉しかったです。
白馬村、上高地は大好きな場所なので、貴兄のブログ楽しみに拝見いたします。
ギフチョウは、3日間で、この吸蜜シーンと、雪解け水の吸水?&飛翔、杉の木の上の「ネグラ」に帰る時の3回観察出来ました。接近出来たのはこの1瞬だけですが、何とか捉えられて良かったです。
山形県鮭川村のギフ&ヒメギフは残念でしたね、でもカタクリの多くの花やトトロの木が見れたそうで良かったです。とても良いところなので懲りずに来年も再チャレンジされることを期待しております。
タテハについてご教授いただき有難うございました。早速修正いたします。
現地で初めてお会いできて嬉しかったです。
気温の変化と残雪にチョウも戸惑ったのか?チョウの個体数は少なかったですね。
そう言えば、私は「温泉」にも全く浸からず、「白馬蕎麦」も全く食べない3日間でした。次は、そちらも楽します。
今後ともご指導よろしくお願いいたします。
ハルリンドウはご指摘の通り貞麟寺の北側にあるスキー場のように草地となっている西から東に傾斜した斜面に点在していました。例年だとカタクリ等に混じって多数咲くそうですが、残雪の影響か蕾ばかりでした。
貞麟寺付近の環境は、最近南側の杉が伐採されたようで何度も来られている方に聞くとかなり変わっているようです。ここでは、ヒメギフ&スミレの写真は撮影出来るかもしれません。